青森港で様々な体験通じて、海や船のことをたくさん知ろう!!「青森港・港内学習事業」の実施について

2015.10.26

<参加者数>

事業全体:約800名

※期間を通じて港を訪れた方:期間内に寄港したクルーズ客船の乗客約20,000人

今年は、「海の日」が祝日化されて20周年の記念の年です。青森港は、この「海の日」の由来に深くかかわる港で、この時期には多くの人や客船が、青森港を訪れる時期でもあります。

この機会により多くの人に海や船の事を楽しみ・知ってもらうために、青森港において7月15日から8月30日にかけて、様々な事業を実施しました。

1.青森港啓発事業

青森港は、かつては青函連絡船の発着場として、または遠洋漁業の港としての歴史、現在では「みなとオアシスあおもり」に認定されたように、数多くの観光施設・周遊スポットがあります。青森港では、このような歴史や素晴らしい景観を多くの人に知ってもらうために啓発事業を展開いたしました。

7月25日と26日に、色々な船を体験でき、更には青森港を海から知る機会として、「青森港海のボート天国」を実施し、2日間で621名の参加がありました。
パワーボート、クルーザーヨット、蒸気船などが運航し、参加者には、海から見た青森港の景色とそのかつての姿や役割、船の仕組みなどの解説を乗組員から受けました。

また、26日には青森港の新たな施設として「あおもり北のまほろば歴史館」がオープンし、多くの方に青森港に来るクルーズ客船のみならず、海外の様々なクルーズ客船を多くの人にその魅力を伝えるために写真展を開催しました。

2.高校生コンサルタント学習事業
青森港は、毎年7月から8月に多くのクルーズ客船が寄港し、今年も国内外のクルーズ客船計10隻が寄港しました。今回、クルーズ客船の寄港により、多くの方が青森港を訪れる機会を活用し、地元の高校生らによる受入等の新たな取組みの創出を図るために事業を展開しました。
7月15日のダイヤモンド・プリンセスにおいては、青森県立青森高校のスーパーグローバルハイスクールクラス(以下、「SGH」)の生徒34名らによる客船受入を実施しました。今回は、SGHの英語実習としても活用するために実施し、高校生らは、降りてきた外国人乗客から観光情報や駅までの行き方などを聞かれ、英語で対応しました。また、午後にはダイヤモンド・プリンセスの船内見学も行いまして、案内をしてくれたクルーがあえて英語のみで説明するなどし、船内見学会を英語学習の場としても活用しました。なお、生徒らにおいては、今回の実習体験評価シートを提出してもらい、今後のクルーズ客船受入体制・取組の改善に関する資料としました。

8月1日、5日、26日のダイヤモンド・プリンセス、8月30日のダイヤモンド・プリンセスと飛鳥Ⅱの寄港に合わせ、青森港の魅力を国内外多くの方に発信するため、また、新たなクルーズ客船受け入れ態勢の構築のため、弘前市、五所川原市、下北地方と連携を図り、各地元の歓迎アトラクションの実施、観光PRブース・特産品販売コーナーの設置を行いました。

この他、ダイヤモンド・プリンセスと飛鳥Ⅱが同時に寄港した8月30日には、青森県立青森中央高校演劇部が、外国人乗船客にも楽しんでもらえるように英語字幕を作成し演劇を披露しました。

最後の出港時には多くの市民らとともに、青森ねぶた囃子と五所川原立佞武多囃子にて見送りを行いました。

3.クルーズ客船スケッチ大会
青森港には、毎年8月2日から7日に開催するねぶた祭りに合わせて客船が来ております。今回、小中学生・小学生親子を対象に船内見学会を実施し、そして、参加した子供達には、この船内見学会を通じて、見たこと、感じたことを絵に描いてもらいました。

船内見学会については、ダイヤモンド・プリンセス(8月1日)、ぱしふぃっくびいなす(8月4日)、にっぽん丸(8月5日)、飛鳥Ⅱ(8月6日)の寄港に合わせ実施しましたが、今回は各船社のご協力により、船ごとでも異なる内容を実施しまして、子供達にとっては、夏休みの貴重な体験になりました。

(1)ダイヤモンド・プリンセス(8月1日実施)
8月1日に寄港した「ダイヤモンド・プリンセス」では、小中学生22名が参加し、日本で作られた大型客船ダイヤモンド・プリンセスを見学しました。今回の見学会では、随行したクルーの方が英語を織り交ぜながら説明をし、船内見学をしながら英語学習の場としても体験できました。

(2)ぱしふぃっくびいなす(8月4日実施)
8月4日に寄港した「ぱしふぃっくびいなす」では、小学生親子13名が参加しました。ぱしふぃっくびいなすの船内を見学するほか、特別に由良船長からクルーズ客船に関する講演もしていただきました。

(3)にっぽん丸(8月5日実施)
8月5日に寄港した「にっぽん丸」では、小学生親子23名が参加しました。にっぽん丸では、営業時間外であった船内のショップを特別に開けてくれるなど、船内の至るところを見学できました。

4)飛鳥Ⅱ(8月6日実施)
8月6日に寄港した「飛鳥Ⅱ」では、小学生親子27名が参加しました。飛鳥Ⅱでは、今回特別に飛鳥Ⅱのブリッジ(操舵室)に入れてもらいまして、飛鳥Ⅱや船の仕事に関する色々なことを教えてもらいました。

今回のクルーズ客船スケッチ大会では、参加した子供達が、クルーズ客船の魅力と船に関わる人達を知るいい機会となり、夏休みの思い出となったと思います。なお、今回、子供たちが描いた絵と感想文については、「あおもり北のまほろば館」にて展示しています。また、今回のスケッチ大会実施にあたり、ご協力いただいた各船社の皆様方には、この場を借りて大変感謝申し上げます。

参加人数:800人

日本財団

青森港で様々な体験通じて、海や船のことをたくさん知ろう!!「青森港・港内学習事業」の実施について のページです。日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。