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帆船(日本丸)練習船スタンプラリー

2015.10.09

1. 練習船スタンプラリー開催
2015年8月23日(日)、天候に恵まれた中、練習船スタンプラリーは行われました。今回スタンプラリーに協力いただいた練習船は「大成丸」「青雲丸」の二隻でした。平成25年に進水した比較的新しい大成丸は内貿船を意識した最新鋭の船で、甲板にはクレーンがあるなどの特徴を持っています。青雲丸は平成9年に進水し航海を始めてから約20年経ちますが内装外装ともにきれいで、世界一周をすることもできる練習船です。どちらとも将来船乗りになるべく練習生が訓練を行っている独立行政法人航海訓練所の練習船です。台風の影響による出港スケジュールの変更によりイベント当日は帆船日本丸の体験乗船を行うことはできませんでしたが参加者はこの練習船2隻の写真をたくさん撮ったり、練習船士官に質問したりと、学び、そして大いに楽しんでいました。
当日は、事前抽選を行い当選した47名の小中学生を二組に分け船内見学会を行いました。練習船の船内や船橋、普段めったに入ることの出来ない船長室の見学、さらに操船シュミレーターを用いた体験も行いました。

2. 船内での各行事
① 船内に乗り込む
多くの参加者にとって今回が初めての練習船に乗る機会。気分は踊っているが、どこか緊張した面持ちで船に乗っていきます。

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② 操船シュミレーターを体験
操船シュミレーターを用い神戸港の映像を見ながら、操船体験を行いました。モザイクや神戸大橋などの施設だけでなく、港内遊覧船が通過したりするなど子供たちは本物の船乗りになった気分を味わっていました。

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③ 運動スペースも見学
普段訓練生が運動スペースとして利用している場所も見学させてもらいました。どの練習船にもあるわけではないので、小中学生は「船の中にこんな場所があるなんて」と驚いた様子でした。

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④ 甲板での説明
大成丸の甲板にある特徴的なクレーンの前で行いました。船長や練習船士官の方は船についての説明だけでなく、船から見た星座や船の上での休日の楽しみ方など、様々な興味深い実体験を聞かせてくれました。子供たちがメモを取ったり、質問を士官の方にしたりと、港や船に興味を持つ大きなきっかけになったと思いました。

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⑤ 船長室でのお話
普段ではめったに入ることはできない船長室に入り、船内について説明を聞きました。応対スペースでもあるため、品が高い部屋で、独特の雰囲気により緊張の面持ちでみなさん話を聞いていました。

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⑥ 練習船スタンプラリー
船の中で練習船5隻(日本丸、海王丸、大成丸、青雲丸、銀河丸)のスタンプを押す子供たち。今回2隻に乗船できたが、次は5隻を見てみたいといった声も聞かれました。

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3. イベントを終えて
今回参加した小中学生は、多くが初めての船乗船である子供たちでした。帰り際はみんな名残惜しそうに船を見ながらバスに乗り込み、「楽しかった、こんなイベントがあればまた参加したい!」との声も多く聞かれました。普段港を見ることはあるけれど、なかなか実際に船に乗ったり、港に出ていく機会は少ない中、このようなイベントは今後の海事人材育成の大きなきっかけになると感じました。

参加人数:47人