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鎌倉 海のカーニバル 2016

2016.12.29

「海と生きる」をテーマに、ものづくりを体験するワークショップ「海のアカデミア」を鎌倉の海岸で開催。次世代を担う子どもたちを中心に、多くの人が「いかに海と生きるか」を考え、アクションを 起こす機会を創出する。
さらに、「海のアカデミア」参加者の制作成果を発表する場として、メインイベント「鎌倉 海のカーニバル」を開催。「海のアカデミア」参加者だけでなく家族・ 友人・知人など、より多くの人達が海との接点を持ち、海で起こっている問題を前向きに解決しながら海と共存するライフスタイルに触れて、アクションを起こす機会を創出する。

日程
2016年7月18日〜8月28日

開催場所
鎌倉海浜公園由比ガ浜地区・由比ヶ浜海岸・鎌倉生涯学習センターほか

主催
特定非営利活動法人 ルートカルチャー

共催
鎌倉 海のカーニバル実行委員会

協力
鎌倉アカデミアを伝える会・鎌倉ガーディアンズ・パタゴニア鎌倉ストア ほか多数

参加人数
海のアカデミア:のべ550名/海のカーニバル:のべ5,500名

【海のアカデミア「大丈夫?和賀江島・生き物大調査!」】
日程:7月18日(月)
場所:材木座海岸・和賀江島の磯
講師:長谷川孝一(一般社団法人 地球の楽校代表理事・海の子森の子クラブ校長)

鎌倉の海の磯には、たくさんの生き物が暮らしています。ところが最近、人が流すシャンプーや洗剤、生き物採集の影響を強く受けて種類や数が減っています。また温暖化の影響で、暮らすことができる生き物の種類も変わってきました。そこで、鎌倉の海を子どもたちが調べる「海の生き物調査隊」を結成し、大調査を行いました。

■活動の内容
①興味のある生き物の特徴を観察
②生き物を調べて生き物マップづくり
③和賀江島の自然について考える

大調査の成果をメインイベント「海のカーニバル(8月28日)」にて発表しました。

【海のアカデミア「養老孟司先生と海の近くで昆虫採集をしよう!鎌倉の海・夏の昆虫大調査」】
日程:8月8日(月)
場所:鎌倉市子ども自然ふれあいの森&逗子ハイランド自治会館
講師:養老孟司(解剖学者 東京大学名誉教授)
助手:横山寛多(お絵かき教室主宰・昆虫好き)

海と山に囲まれ、自然があふれる鎌倉には、たくさんの生き物が暮らしています。鎌倉で暮らす昆虫博士・養老孟司先生を講師に迎え、子どもたちとともに海の近くに生息する昆虫調査・昆虫採集を行いました。
昆虫調査中、子どもたちのたくさんの質問にひとつひとつ丁寧に博士が答えていたのが印象的でした。
その後、メインイベント「海のカーニバル」にて会場に飾るフラッグに採集した昆虫をスケッチしました。

【海のアカデミア「季節の波に乗ろう!~鎌倉・海の俳句大会〜」】
日程:8月17日(水)
場所:稲村ケ崎
講師:小助川駒介(俳人)

四季折々の植物や生き物、自然の移り変わりが詠み込まれている、俳句の季語。俳人でもありコピーライターでもある小助川駒介氏の指導のもと、稲村ケ崎の海を歩きながら、夏の海や海の生き物を愛でながら俳句を作りました。
作った俳句はメインイベント「海のカーニバル」で展示し、来場者が好きな俳句を選評。ステージにて優秀賞を発表しました。

【海のアカデミア「カーニバルでおもいっきり踊ろう!海の盆踊り練習会」】
日程:8月17日(水)
場所:材木座公会堂
講師:イマジン盆踊り部/樋口信子(ダンサー)

2015年の「鎌倉カーニバル」ではトリを飾った、海の盆踊り大会。
今回は、ダンサー・樋口信子さんが海の波を参考に振り付けした『カーニバル鎌倉の歌』を参加者と練習し、海のカーニバルにて、発表しました。

【海のアカデミア「海には素材がいっぱい!海岸の漂着物で打楽器作り」】
日程:8月19日(金)
場所:由比ガ浜海岸、鎌倉市立第一小学校・多目的室1
講師:小林武文(パーカッショニスト)/瀬藤康嗣(音楽家)/倉重迅(現代美術家・映像ディレクター)

ビーチには、流木からゴミまで、さまざまな場所からの漂流物が流れ着きます。そこで、鎌倉の海岸でビーチコーミングを行い、ひろった素材を使って世界にひとつしかない打楽器を作りました。
作った打楽器は、ミュージシャンの指導のもと、合奏の練習をし、カーニバル当日、カーニバル楽団の一員として演奏しました。

【海のアカデミア「フラッグに海の生き物を描こう!漫画家・五十嵐大介さんとお絵かき」】
日程:8月19日(金)
場所:鎌倉市立第一小学校 多目的室2
講師:五十嵐大介(漫画家)

『リトル・フォレスト』や『海獣の子供』など、自然や生き物をダイナミックで繊細に描く漫画家・五十嵐大介さんと一緒に、海の生き物をフラッグに描きました。完成したフラッグは「海のカーニバル」でお披露目し、フラッグを持った子どもたちがパレードにも参加しました。

【海のアカデミア「ことばとリズム!コドモラップ・海のラップアカデミア」】
日程:8月23日(火)
場所:鎌倉市立第一小学校・多目的室2
講師:高木 完(ミュージシャン)/櫻井 響(ミュージシャン)/環ROY(ミュージシャン)/制作・進行:セトケイター(アートディレクター)

「海」をキーワードに、ラップ作りを学びました。
講師は、ラップ黎明期を作りあげ、あのスチャダラパーもプロデュースした、高木完。そして、ビートは、ヒューマンビートボックスの櫻井響。
言葉遊びの詩作を音楽的、リズム的に作ることに力点を置いた、本格的なクラスを開催しました。

みんなで作りあげた作品は、メインイベントの海のカーニバルにてスペシャルライブとして発表し、ミュージシャンの環Royや櫻井響と共演しました。

【海のアカデミア「カーニバルを賑わす怪物たち!?光る海の怪物を作ろう!」】
日程:8月23日(火)
場所:鎌倉生涯学習センター 美術創作室
講師:水内貴英(現代アーティスト)

子どもたちが、現代アーティスト・水内貴英さんと一緒に光る海の怪物を制作しました。昼間に屋外に展示しておくと充電し、夜間のパレード時は自動発光する、不思議な怪物です。
「海のカーニバル」当日では、作った光る海の怪物を持ってパレードに参加しました。

【海のアカデミア「seto & パタゴニアの[ウミウシ]シャツリペアペイント」】
日程:8月24日(水)
場所:パタゴニア鎌倉ストア
講師:seto(アートディレクター)

絵の具をちりばめたようなボディ、おしりの特徴的なフサフサ……。海の中に住む、色とりどりの「ウミウシ」の多様性がある美しい模様は、まるで自然の中の絵画のようです。そんな美しいウミウシにならって、要らなくなったシャツを、美しい作品に生まれ変わらせるアカデミアを開催しました。
「海のカーニバル」では、この色とりどりの衣装を身につけてパレードに参加しました。

【海のアカデミア「お魚ぼんぼり作りを体験しよう!」】
日程:8月27日(土)
場所:海のカーニバル会場
講師:石井秀卓(アーティスト・幼稚園園長)

参加した子どもたちがお魚を観察して、お魚ぼんぼりを作りました。
出来上がったお魚ぼんぼりは会場装飾として、会場内に展示しました。

【海のアカデミア「マリアナカイコーズプレゼンツ『ポンポン蒸気船』を作ろう」】
日程:8月28日(日)
場所:海のカーニバル会場
講師:MARIANA KAIKOUZ(横山寛多+岡本果倫)

アーティストのマリアナカイコーズの指導のもと、こどもたちがポンポン蒸気船を作って、水*に浮かべて競争を競争を行いました。
※海に浮かべて競争する予定でしたが、台風の影響で、プール内で行いました。

【メインイベント「鎌倉 海のカーニバル2016」】
日程:8月27日(土)、28日(日)
場所:海のカーニバル会場

8/27-28に実施された「海のカーニバル」では、「海のアカデミア」参加者が学び、制作した内容を、さまざまな形で発表しました。
メインとなるのはパレードで、楽器作りに参加した子どもたちは演奏に参加、またフラッグづくり・光る怪物・ウミウシTシャツに参加した子どもたちは、自分たちの制作物を身につけて、海の生き物たちのパレードを皆で作り上げました。
その他、海をテーマにした「コドモラップ」、海の自然や生き物を観察して作った俳句の発表、海をテーマにした文学作品のリーディングなど、鎌倉ならではの文学性を取り入れた内容も盛り込みました。
その他には素潜りの世界記録を持つ二木あいさんのトーク、鎌倉を拠点に活動する写真家横山泰介とプロサーファー中村竜のトークなど、参加者たちが海の魅力に触れるきっかけを作るようなトークも行われました。

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【アカデミア「和賀江島・生き物大調査」参加者の声】
・とても身近な場所に豊かな生態系があることを知って驚きました。
・豊かな生態系が危険にさらされていることを初めて知りました。保護活動に今後も参加したい。

【カーニバル参加者の声】
・昨年のイベントが楽しかったので、今年も楽しみにしていました。
・真面目な話から、楽しいパレードまで、幅広く海の魅力や、海に関する文化に触れることができて、とても有意義なイベントだと思います。
・海のカルチャーに視点を当てた、カジュアルだけど、とてもインテリジェンスのある、鎌倉らしい粋なイベントでとても楽しかったです。

■チラシ
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■告知ポスター
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イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています