サメ世界in鹿児島 サメの解剖教室〜海と日本PROJECT〜

2017.08.04

サメ世界in鹿児島 サメの解剖教室は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。サメ先生としてさまざまな研究を行っている北海道大学名誉教授の仲谷博士をお招きし、鹿児島県内で捕獲されたサメを用いて、計測から解剖まで、初歩の魚類学をわかりやすく指導していただきました。

地元の海の教材(鹿児島県内の定置網に混獲されたサメ)を利用して、中学、高校生に、サメを研究する方法を学ぶ機会を提供します。講師にサメ研究の第一人者、北海道大学名誉教授の仲谷一宏博士をお招きし、実習を通して「サメ」や「海」への興味や理解をより深める機会とすることを目的としています。

日程
7月9日(日)15:00~16:30

開催場所
かごしま水族館 1階 レクチャールーム(鹿児島市本港新町3-1)

参加人数
中学校、高校生 合計15人(応募者42人 抽選により16人を選出)

主催
かごしま水族館

サメの測定
今回ご指導いただく北海道大学名誉教授の仲谷博士の紹介後、早速実習に入りました。

まずは、測定です。ひとり1匹サメを選び、測定をしながら、魚類の形態を詳細に観察し、次のステップで行う種判別査定のために必要な着眼ポイントを北海道大学の仲谷博士から学びました。大型のサメは協力して測定するなど、班の人と協力しながら作業をすすめました。

今回の解剖に使われたサメは、鹿児島県内で捕獲されたものです。

サメの種判別査定作業
分類学の基礎について北海道大学の仲谷博士からレクチャーを受けた後、魚類検索表を用いて各自選んだサメの種の査定を行いました。参加者は判断に迷い、仲谷博士に助けを求める場面も見られました。
参加者は、検索表とサメの特徴を交互に確認しながら査定作業を行いました。

 

サメのスケッチ
様々な角度からサメの形態を観察し、スケッチをしました。
解説を聞いたり測定や種判別査定作業をとおして、サメの形態や観察ポイントが頭に入っていたので、それぞれの種の特徴を的確に捕えてスケッチを短時間で完成させることができました。

サメの解剖
魚類の内臓器官の観察のために、解剖を行いました。各臓器を人間のとの位置等を比較しながら確認した後、胃の内容物やサメ類の特徴の一つである「らせん腸」の構造を調べました。北海道大学の仲谷博士からは、班ごとにサメの臓器についてレクチャーをしていただきました。
参加者は慣れない解剖の作業に戸惑いながらも、サメの体内から「新しい生命」を発見して驚きの連続でした。

最後に、鹿児島の参加者の代表から仲谷博士へ感謝の気持ちを込めて、似顔絵カードをお渡ししました。




参加者の声

・1つ1つの説明がとても分かりやすく、とてもいい機会となりました。今回知らなかったことも、知ることができて、また、あったら是非とも参加したいです。
・貴重な経験ができてよかったです。卵や稚魚などさらに珍しいものまで見れて満足です。
・サメに興味があるわけではないけど、参加して解剖が楽しいと思いました。
・とても興味深い話をわかりやすくしてもらいました。
・サメの測定も解剖も初めての体験で、とても良い経験になりました。海洋生物への興味もより強まりました。
・鮫についてテレビなどで見ることはあったが、これほど間近で見る機会というのもなかなかないので、とても良い経験だったと思います。さまざまな部位や種類について知ることができとても満足しました。
・サメの解剖が特に楽しかった。たまごや子ども、胃の中が見れてとてもよい経験ができました。また、あったら参加したいです。

<サメ世界in鹿児島 解剖教室チラシ>

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

日本財団

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