その“サーモン”どこからきたの? 〜海と日本PROJECT〜

2017.08.18

その“サーモン”どこからきたの?は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。北海道大学教授の講義や、寿司づくり体験などを通し、食材としてのサーモンの魅力に迫りました。

北海道大学教授の講義や寿司作り体験などを通し、食材としてのサーモンの魅力に迫ることで、参加者の魚への興味関心を高め、命を頂くことへのありがたさを考える機会とすることを目的としています。

日程
7月23日(日)13:00~15:00

開催場所
千歳水族館2階学習室

参加人数
21人

主催
サケのふるさと千歳水族館

北海道大学清水先生による講義
当日は、小学4年生から高校3年生まで、21人の子どもたちが参加しました。
まず、参加者は北大大学院水産科学研究院の清水宗敬准教授による講義「北海道と世界のサーモン」を聴講しました。元々、サーモンは「タイセイヨウサケ」の呼び名であること、北欧スカンディナビア半島の特徴ある海岸線「フィヨルド」が、サーモンの養殖に適していること、日本のシロザケは古くから優れた食材であることなど、講義を通じてサーモンについて幅広く学びました。



サーモンを使った寿司作りに挑戦!

講義の後には、サーモンを使った寿司ネタや寿司作りの実習を行いました。今回のイベント協力社である(株)ダブリュコーポレーションの板前さんが講師となり、実習が進められました。

まずは、板前さんが包丁を巧みに操り、一匹丸ごとのサーモンを解体。参加者は、一匹のサーモンが小さくなっていく様を、食い入るように見つめていました。そして、一口大に切られた複数種のサーモンを使い、「握り寿司」を作っていきました。最初の1カン目はぎこちない手つきだった参加者たちも、板前さんの指導を受けることで、徐々に上手に寿司を握れるようになっていきました。出来上がった寿司は、早速試食!種別ごとの味の違いに驚きながら、美味しそうに食べていました。

板前の高尾裕也さんは、「今日はお寿司を味わってもらうと同時に、一匹丸ごとのサケを用意しました。『食するものは、命あるものなんだ』ということを子どもたちには感じてほしかったからです。今回のイベントは、北海道大学の先生のお話をお聞きできたことなど、私たちとしても勉強になりました。今後も魚の生態系のことについてなど、知識を深めていきたいです」と、プロの職人にとっても、普段の食材を考える良い機会になったようです。

今回のイベントの主催である「サケのふるさと千歳水族館」の菊池館長は、イベントの開催意義について、「このイベントは、今回がはじめての企画。サケについて、養殖と天然、輸入と国産を比較する企画は以前から考えていましたが、開催内容について思案していました。日本財団の助成の下、北海道大学水産学部と連携し、(株)ダブリュコーポレーションさんの協力をいただくことで、このような素晴らしいイベントを開催することができました。今後は、『食』・『経済』・『人』・『環境』など多様な切り口があるサーモンの特性を活かし、社会を考えるイベントを実施したいです」と語ってくれました。
さらに、今後に関して「当水族館は、『サケ』という生活に身近な魚がいる水族館。なので、館内で活動を完結するのではなく、水族館をハブとして川へ出かけていく仕掛けをつくることで、川に背を向けない暮らしを提案していきたいと考えています。」と熱意を持たれていました。

北海道大学の清水宗敬准教授は、「サーモンについて、幅広い事柄をお話ししたので、子どもたちが講義について来れるか心配でしたが、しっかりと良い反応をしてくれてホッとしました。座学のあとは体験もあり、とても印象深く良い試みでしたね。」と、イベントの内容と子どもたちの反応に手応えを感じたようです。


 

 

 

参加者の声
・お魚が好き、お寿司が好きなので参加しました。食べたことがないサーモンなど、いろいろなお魚のことを知ることができ楽しかったです。
・魚のことが勉強でき、お寿司もいっぱい食べられて、とても良い企画だと思います。

<告知チラシ>

日本財団

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