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中学生を対象に、琵琶湖での野外観察を行う。実験調査船はっけん号に乗り、琵琶湖の水質や生物、湖流を観察し、琵琶湖を場として地球全体で起こっている環境問題について学習する。

日程
10 月10 日、11月13日(2回) 9:00~16:00

開催場所
琵琶湖(大津港より出航)

主催
特定非営利活動法人 びわ湖トラスト

後援
滋賀県教育委員会、京都新聞、NHK大津放送局

参加人数
総数 18名 (2日間)

【湖流の観察】
琵琶湖には環流という独特の渦のような流れがあり、ブイを流して湖流を計測する予定でしたが、風が強すぎて途中で中止となりました。かわりに熊谷先生が「世界一美しい」と呼ばれる琵琶湖の渦について説明をしてくださいました。水の流れを人間の目で観察するのは難しいですが、抵抗板とGPSをつけたブイを湖に流し、流れがあたるとブイが移動することを利用し、湖の流れを観察するとのことです。

【水のゆらぎエネルギーの実験】
琵琶湖には「ゆらぎ」が存在し、それは高エネルギーであることから、その力を利用できないか考え、圧電素子を用いて水のゆらぎエネルギーの実験を行いました。近江八幡水路でゆらぎ発電の野外実験を行い、水流の流れる方向によって圧力素子の出力エネルギーが変化することがわかりました。

【プランクトン採取】
最近琵琶湖で見られるプランクトンには大きな変化が見られます。昨年はプランクトン自体の数が少なく、このままどんどん減っていくのでは・・・という懸念まで持たれていたのですが、今年はプランクトンの数がとても多いとのこと。また、これまで琵琶湖には生息されないと思われていた、ミクラステリアス・ハーディーという種類のプランクトンが増えています。琵琶湖で今何が起こっているのでしょうか? プランクトンにとても関心の高い中学生と保護者の方が参加され、琵琶湖北湖へ行き、プランクトンネットを使ってプランクトンを実際に採取しました。熊谷先生から琵琶湖の環境変化についてのお話を聞き、地球温暖化とプランクトンについて考察しました。

その他
参加者の声
・琵琶湖の中にも生物が住む環境があり、その環境に色々な問題が起こっていることを知りました。
・全体を通して科学の色々な分野について教えてもらえたので、また参加したい。
・ブイ以外にも、色々なものを流して調査をしてみたい。
・実際に水のゆらぎエネルギーの実験を行い、データを取れてよかった。
・次回、どこが水の流れが速いのか、事前に調査をし、様々な地点で水のゆらぎエネルギーがどれくらいあるのか、調べてみたいです。
・ジャイロコンパスがあるということを知りました。
・プランクトンのミクラステリアス・ハーディが採取でき楽しかった。
・プランクトンの種類が、年々変わってきていることに驚いた。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています