日本初、「釘のない海の家」が江の島の海岸にオープン!<お知らせ>
2017.05.30
日本初、「釘のない海の家」が江の島の海岸にオープン!
期間:2017年7月1日(土)~8月31日(木)まで/場所:神奈川県藤沢市片瀬東浜
オープンに向け、アーティスト野老朝雄氏が天井を飾る幕をデザイン
小・中学生約30名を対象に、ワークショップ「天幕に絵を描こう」を実施!
日時:2017年6月3日(土)9:00~11:45(※プレス受付 8:30~)/場所:藤沢市立片瀬小学校 体育館
次世代にキレイな海を引き継ぐことを目的として活動するNPO法人海さくらと日本財団は、子ども達が裸足で走り回ることができる砂浜にすることを目指し、日本で初めて※「釘のない海の家」を江の島の海岸に2017年7月1日(土)~8月31日(木)の期間限定でオープンします。
オープンに向け、アーティスト野老朝雄氏が「釘のない海の家」の天井を飾る幕をデザインし、一般から募集した小・中学生約30名を対象として、ワークショップ「天幕に絵を描こう」を2017年6月3日(土)に実施します。
「海岸における釘の散乱状況調査の実施結果(2010年・かながわ海岸美化財団)」によると片瀬東浜を含む湘南海岸の5海岸で1日に回収した釘は、約19,000本にのぼり、海の家の解体時に釘を落とさない工夫などが必要だとされています。
全国でオープンしていく海の家の建築においても、危険物を海岸に放置しないようにする改善の機会となるよう願いを込め「釘のない海の家」を建築します。
骨組みとなるアーチは間伐材を使用し、アーチを覆うように天井に幕を張ります。オープン後は、ライフセーバー等の事務所として活用します。
※「釘のない海の家」は、セルフビルドが出来るベニアハウスというシステムを用いています。解体・施工を繰り返せるよう、間伐材を原料とする合板をカットしたピースと、楔のシステムでできています。3.11以降、国内海外を含め、複数のプロジェクトがありますが、海の家で、また基礎や仕上げにおいても釘を一本も使わないことに取り組むのは初となります。基礎の連結箇所でも、繰り返し使用が可能なボルトを使用しています。
制作過程ワークショップにつきましては、別紙1をご参照ください。
[お問い合わせ先]
釘のない海の家全般:NPO法人海さくら 古澤 090-7007-9590