海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

エコプロジェクト「海辺の学校inこしき」2015実施レポート

2015.09.08

■イベント名:エコプロジェクト「海辺の学校inこしき」2015
(薩摩川内市下甑島における海辺の勉強会等の開催事業)
■日程:2015年7月18日(土)~7月19日(日)
■場所:鹿児島県薩摩川内市下甑町手打地区
■料金:大人5,000円、小学生以下3,500円
■参加人数:121名
■主催:㈱薩摩川内市観光物産協会
■主管:エコプロジェクト「海辺の学校inこしき」2015実行委員会
■後援:薩摩川内市教育委員会
■協賛:日本財団
■協力:いおわーるど鹿児島水族館/こしき海洋深層水㈱/甑島商船㈱

1総括

独特の自然環境から2015年3月に国定公園に指定された下甑島。この地で2015年7月18日~19日、環境変化が顕著に現れる「海」を舞台に、自然に親しむ家族(子ども)向けイベント「海辺の学校inこしき2015」を開催した。島内から44名、島外から78名、合計122名の参加があり、途中雨天も心配されたが、無事予定通りの海水浴や釣り大会を開催することができ、参加者からは満足の声が多く聞かれた。
子どもたちは海辺の勉強会や稚魚放流、海水浴や船釣り、キス釣りなどで海に触れ海の豊かさを感じ、自然保護の重要性を考えることが出来た。しかしそれだけでなくそれぞれ異なる環境で生活している島内の子どもと島外の子どもが交流を深め自身の価値観を深めたことや、イベントを行なうことで地元経済の活性化が図られること、今回のイベントの参加者がリピーターとして観光で島を訪れるきっかけになること等、今回のイベントが複次的方面で下甑島の活性化の糸口となったと考えられる。

2 会場について

メイン会場となった手打港は昔ながらの港町で、近くには地元漁師の船が停泊していたり水揚げが行なわれたりしている。この手打港会場に漁師の大漁旗が飾り付けられ、島らしい雰囲気が漂う会場となった。
また、受付では、イベント参加者へオリジナルTシャツのほか九州運輸局鹿児島運輸支局からの文具(クレヨン、蛍光ペン、下敷き)やパンフレット「日本の旅客船」や、後援のいおわーるど鹿児島水族館のチラシ等を配布した。

受付風景

受付風景

参加者向け配布資料

参加者向け配布資料

開会式

開会式

3 イベントプログラム

① 海辺の勉強会

鹿児島県北薩地域振興局の水産普及員の久保氏を講師に迎え、海の生物や環境についての勉強会が行なわれた。また、稚魚放流で扱うマダイについて予め生態や特徴について説明を行った。通常の勉強会のように講師と生徒が学習のために一方的な話を行なう関係ではなく一緒に魚について話すという講師と生徒の距離の近さが温かくて良いという感想も出た。

② 稚魚放流

参加者によるマダイの稚魚の放流が行なわれた。子どもたちは翌日に釣りを経験するが、ここで栽培漁業の一端である稚魚の放流の作業に触れることで魚をとるという行為だけでなく魚を育てる、増やす行為の存在そのものに気付き、持続可能な水産資源の確保という自然保護意識を持つきっかけとなったと思われる。

③ 海水浴

下甑島の手打浜にて海水浴を行い、スイカ割り等を開催した。手打浜は花崗岩由来の黒雲母が含まれる砂浜なのでキラキラと黄金色に輝くことが子ども達の印象に残ったということだった。手打浜は地元住民にも愛される身近な砂浜で、魚や貝、カニ等の生き物や海藻といった生き物や、貝殻やシーグラス、珊瑚といった漂着物が見られる。砂浜で泳いで遊ぶという行為自体が新鮮な子どももいたと思われ、海水浴を通して海の存在を肌で感じることのできるプログラムだった。

④ 釣り体験

参加者が船釣りとキス釣り(陸釣り)に分かれて、それぞれ釣りを行なった。それぞれ平年以上の釣果があり参加者も満足感を得たと思われる。特に前日の交流会の席割りを釣りのチームごとに行なっていたため、あらかじめ参加者同士の顔合わせや交流が行なわれていたことで、参加者同士の交流が深まったという意見が聞かれた。

⑤ 創作活動(玉石アート)

甑島で見られる波の力で角がとれた丸い石(玉石)にポスターカラーで色をつける創作活動を行った。多数の玉石の中から子どもたちが自分の好きな色や形の玉石を見つけること、それに装飾を施す時に色や模様を考えることで、自然にできたものに対する観察眼や創造性が刺激されたと考える。

⑥ その他

1日目の交流会では参加者やスタッフが一緒に海鮮バーベキューを行い、交流を深めた。特に席の配置を翌日の釣りのチームごとに分けたため2日目のプログラムの満足度の向上に繋がったと思われる。食事以外では下甑島手打地区の伝統芸能の手打ばやしの披露や下甑島の特産品が当たる抽選会も行い、交流会の満足度の向上やお土産としての地元商品の購入の促進を図った。

海辺の勉強会

海辺の勉強会

稚魚放流準備

稚魚放流準備

稚魚放流

稚魚放流

海水浴

海水浴

釣り大会(船釣り)

釣り大会(船釣り)

創作活動(玉石アート)

創作活動(玉石アート)

4 アンケート

参加者へのアンケートでは以下のような回答が見られ、普段出来ない体験が出来たことに満足を感じていることが改めて分かった。

  • たくさんの方にもてなしていただき自然豊かな環境で普段は経験できないことをできた。
  • 海水浴と船釣りが楽しくてよかった。
  • 通常体験できない事(船釣り)ができたことが印象的だった。
  • たくさんの船が一勢に海にでるのがすごいと思った。
  • 島の皆さんがとてもあたたかく、いろんなイベントがスムーズに進んだ。次は友人をつれて来てほしい気持ちが表れていた。

また、下甑島の子どもと島外から参加した子どもが仲良くなっていることが良かったという声や、竹の皮で包んだ地元の方手作りの弁当が良かったという声もあった。その他のアンケートの回答を参考に来年のプログラム作りをしていきたい。

参加人数:121人

日本財団

エコプロジェクト「海辺の学校inこしき」2015実施レポート のページです。日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。