海ごみゼロウィーク2025

活動報告

大阪府
株式会社海遊館
カブシキガイシャカイユウカン
開催場所
大阪市港区 天保山公園北側水域
実施日
2025年06月08日
参加人数
60人
ごみ袋回収数
可燃30枚 不燃10枚 (合計40枚)
2025年6月8日(日)に海遊館、国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC)、公益財団法人 地球環境センター(UNEP-IETC支援法人)、大阪市環境局の共同開催、大阪市水上消防署、NPO法人大阪海さくら、大阪海上保安監部の協力で、世界環境デー企画「海ごみはどこから?集めて、調べて、考えてみよう!」を実施しました。

UNEP-IETCから世界の海ごみ問題について、海遊館から海ごみと海の生きものの関係や大阪湾の環境について、大阪市水上消防署から水上消防活動と海ごみの関係について、大阪海さくらから海ごみ清掃の注意点についてのレクチャーの後、全員で海遊館近くの天保山公園北側水域へ移動。ここは普段人が下りられない場所で、約半年ぶりの清掃活動のため、かなりの海ごみが溜まっていました。

岸壁の下には海遊館スタッフと水上消防署員が下りてごみを拾い、一般参加者は引き上げたごみを分別して袋詰めしていきました。45分間で、ペットボトル227本、空き缶・ビン98本、容器包装プラ19袋などあわせて40袋分のごみを回収できました。
その場でごみの種類や量を確認し、それぞれのごみがなぜ大阪港まで流れ着くのか考えました。
また、岸壁では、カニやカメなどたくさんの生きものを観察できました。

小さい子どももみんな1袋ずつごみ袋を持って海遊館へ歩いて戻り、最後に参加者は、「環境アクションチャレンジシート」に自分の行動を書いて持ち帰りました。

都会からの川の流れとたくさんのごみが集まるこの場所で、ごみ拾いや、生きものの観察、海ごみがもたらす影響をさまざまな視点で考えることを通じて、私たちの生活と海の環境や生きものとのつながりを体感するイベントになりました。

当日は取材も入りました。
活動の様子はこちらからもご覧いただけます。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250608/2000094505.html

なお、当該場所のごみは私たちだけでは全て回収することができず、水上消防署の方が、残りを全て回収してくださいました。