宮古市三陸ジオパーク推進協議会の主催による三陸ジオパーク・ジオサイト「三王岩」の観察解説会に伴い、三王園地内の清掃活動を行った。参加者は、地元住民のほか、宮古市外からも三陸ジオパークに関心のある方々が集まった。最初に約30分間清掃活動を行い、終了後、約70分間観察解説会を行った。園地内は普段から清掃を行っているため、下見の時点でごみは殆ど見られなかったが、大勢で拾ったことにより、流木や可燃ごみが集まった。清掃活動後、流木は園地利用者の安全に配慮した場所へ移動し、可燃ごみを運搬・処分した。学術アドバイザーがジオサイト「三王岩」の解説を行ったことにより、参加者が三王岩を含む沿岸海域の希少性を再認識し、“地域の海を自分たちの手で守っていこう”という保全意識の醸成につなげられたと思った。