2022.7. 30南房総市大房岬タイマイ浜にて、GO!GO!ボランティア Vol.13 ブルーサンタ2022（第57回清掃ボランティア）を開催しました！

海の日に引き続き 「ブルーサンタ2022」に参加し、今回私たちが足を運んだ場所は？
南房総市の自然豊かな海と森林に囲まれた大房岬タイマイ浜！
夏真っただ中、眩しい青空快晴のもと、清掃ボランティアを行いました！
「海をきれいにして、海の未来を変える挑戦をしよう！」という猛暑を吹き飛ばすかのような熱い想いを胸に、総勢42名＆常連さんの人気者ワンちゃん1匹（教会員15名、一般参加者27名）にお集まりいただきました。

夏休みということでファミリーでのご参加も多く、小さなお子様たち、小中高生、大学生、社会人という異世代な交流も期待できる、アットホームな雰囲気でのスタートでした。感染対策をしっかり整えて、さあ、今からブルーサンタたちが、海へ繰り出します！

タイマイ浜にたどり着くまでの道のりも楽しみながら♪
緑の木々の間から真夏の太陽がキラキラと降り注ぐ中、森林浴でリラックス♪

青い海が見えました！！思わず、走り出したくなる開放感！

潮の香りに導かれ、タイマイ浜に到着！何度か訪れたこの場所、清掃する私たちを待っていたのは、もしかしたら海なのかもしれません。そんなことを感じる瞬間でした。
さあ、いよいよ海岸清掃（ビーチクリーン）スタート！

驚くべき、大きな漂着物を続々と発見！みんなで力と心を合わせ、声をかけあって移動させていきます。

大きな綱のようなもの、流木、鉄パイプ、そして、緑色の網のようなものは「ゴーストギア」と呼ばれる、最も危険な海洋プラスチックごみなんです！

※「ゴーストギア」
海洋に放棄され、逸失し、または投棄された漁具のことを指し、海中をゆらゆらと漂う魚網を幽霊にたとえた言葉。海に流出しているゴーストギアは年間50万～100万トン、ウミガメや魚、海鳥など、さまざまな海洋生物を絡め捕え、その命を奪っています。

海岸を清掃しながら、海洋ごみ問題について深く考えるしかない光景ですよね。まずは、「現状を知る」ところからすべては始まります！

波の音を感じながら、帯状に漂着したごみもひとつひとつ拾い上げていきます！
捨てるのも人、拾うのも人。
海を清掃することで、自分の心もすっきりキレイに整う感じがします。
これもビーチクリーンの醍醐味でしょうか♪

磯浜の海中ごみ、電気コード、シーグラス（ガラスの漂着物）なども発見！
2021年12月のボランティアで作った流木ベンチは、すっかりタイマイ浜の顔に。

初対面でも同じ目的を持って集まった仲間だから、お互い声をかけあう、微笑ましく、和やかな場面もたくさん見られました♪
本日の清掃内容は、
ごみ袋10袋・大きな漂着物・マイクロプラスチックでした！

海岸清掃（ビーチクリーン）の後は、皆さんお待ちかねの大人気イベント！
プラごみアート制作♪

海の日ブルーサンタ開催時のプラごみアートの続きを仕上げる時間となりました。
プラスチックごみ（プラごみ）が、キュートでポップでカラフルなアートの材料になるなんて！
どんな作品が完成するのかな？子どもたちもドキドキワクワク～♪

小さなウロコのような形の紙の上に、個性・感性のままにプラごみを貼りつけていきます。
参加していたある女の子、こちら真ん中の作品について教えてくれたんです。
「青は海、赤(上の方2つ)は太陽の光、その他は貝だよ。」
お母様はその右隣の作品を「紫陽花（あじさい）」に見立てたそうですよ。とっても素敵！

思わず会場から、わぁ～っと歓声が♪

作品の構想者さんからのメッセージ：
【未来にきれいな海をプレゼント（ブルーサンタ2022）】
「皆がごみ袋いっぱいにごみを拾ったら、綺麗な海と海の豊かさは守られるだろう。
海の豊かさを象徴して魚の形象を表しました。
魚の量よりごみの量が多くなる事がないように☆私たちにできるのは分かって心がけるコト！」
ウロコをごみ袋に見立てているのですね！サンタが大きなプレゼントを背負っているようにも。
アート作品は、ホテル&リゾーツ南房総様のロビーに、これまでの作品と共に飾っていただきました。プラごみアートを通して、海洋ごみ問題を発信！是非、足を運んでご覧下さい♪

最後に、本日もボランティア証明書を希望者の皆様にお渡しいたしました。ワンちゃんにも！

暑い一日でしたが、本日も清掃ボランティアにご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました！
次回は、いよいよ初！館山の海をビーチクリーン！
未来にきれいな海をプレゼントするために♪是非、皆様のご参加をお待ちしております！

当イベントに参加いただいた企業・団体様
ホテル＆リゾーツ南房総 様
大房岬自然の家 様