海ごみゼロウィーク2024

2022年度活動報告

兵庫県
公益財団法人日本自然保護協会(ひょうご瀬戸内ごみゼロ青年団実行委員会)
コウエキザイダンホウジンニホンシゼンホゴキョウカイ(ヒョウゴセトウチゴミゼロセイネンダンジッコウイインカイ)
開催場所
西宮市 甲子園浜
実施日
2022年09月18日
参加人数
28人
ごみ袋回収数
可燃1枚 不燃0枚 (合計1枚)
日本自然保護協会では、、自然海岸の減少や海ごみの問題など、海や砂浜が直面している課題の解決を目指して「全国砂浜ムーブメント」を主催しています。今回はそんな砂浜ムーブメントの一環で、甲子園浜の生きもの調べとビーチクリーンを開催しました。

▽全国砂浜ムーブメント
https://www.nacsj.or.jp/sunahama_movement/


甲子園浜は阪神間に残された数少ない自然海岸で、そこには多くの生きものが暮らしてます。まずは生きものコレクションアプリ「バイオーム」を使って生きもの調べ。生きものの写真をとりアプリに読み込ませると、AI判定で生きものの種別を推測してくれます。砂浜ムーブメントではアプリを通して砂浜の生きもののでデータを収集し、保全に繋げる活動も行っています。そこにどんな自然環境があり、生きものがいるのか、存在を知らなければ、失われても気づかない・・・そうならないよう、1人でも多くの方に知ってもらいたい。そんな思いから、楽しく生きものに触れられるようアプリを使った生きもの調べを導入しています。今回も、たくさんので生きものデータを集めることが出来ました。

そして、いざ、ビーチクリーン!
・・・前の週に、台風後に大勢でのビーチクリーンが開催されたようで、大きなごみはほぼみられず。そこで、人工芝やレジンペレット、肥料のカラ、マイクロプラスチックなど中心に小さなごみを入念に拾い集めました。初めてマイクロプラスチックの存在を知った方も多く、「ここまで小さくなる前に、大きい形のうちに拾いたいし、そもそも出さないにはどうしたらよいか」など意見も出て、学びながらビーチクリーンをしていただくことが出来ました。

集められた量は1袋と少ないけれど、今日の学びを通して暮らしの中できることを実践したり、砂浜へでかける際は1つでも生き物に注目したり、1つでもごみを拾って帰っていただけるようなキッカケになれば、と思っています。