海ごみゼロウィーク2025

活動報告

神奈川県
公益財団法人鎌倉風致保存会
コウエキザイダンホウジンカマクラフウチホゾンカイ
開催場所
鎌倉市 材木座海岸
実施日
2025年09月20日
参加人数
48人
ごみ袋回収数
可燃48枚 不燃48枚 (合計96枚)
 公益財団法人鎌倉風致保存会は、日本のナショナル・トラスト団体第1号として、鎌倉の自然の風光と豊かな文化財を後世に伝えることを目的として活動しています。
 平成30年(2018年)夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。SDGs未来都市である神奈川県は、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組んでいます。
 鎌倉風致保存会でも、この「かながわプラごみゼロ宣言」の趣旨に賛同し、神奈川県とともにプラごみゼロに向けた取組みを推進するため、賛同企業等として登録しました。
 また、プラスチックによる海洋汚染が世界規模で大きな社会問題となっており、喫緊の課題でもありますので、令和5年度(2023年度)から、これまでの山の手入れに加えて、海岸清掃やマイクロプラスチック採取の体験を実施することとして、今年も秋の海ごみゼロウィーク2025に参加したものです。
 実施した9月20日(土)は、干潮となる時間帯に海岸清掃を実施した後、マイクロプラスチックの採取体験を実施しました。
 自分たちでイベントを企画するためには、30名以上が参加しなければならないため、参加者が集まらなかったらどうしようかと不安に思っていましたが、一般の方々、ゴールドマン・サックス証券の企業ボランティアの皆様、ボランティアウェブ の社内ボランティアの皆様、鎌倉風致保存会の会員そして鎌倉風致保存会の職員、総勢48名が参加しました。
 ご家族での参加が多かったことから、今回の海岸清掃やマイクロプラスチック採取の体験を通じて、海洋ゴミやマイクロプラスチックの問題を身近に感じていただくことができました。
 ご参加くださった皆様、海岸清掃を実施していただきありがとうございました。
 令和8年度(2026年度)も実施いたしますので、是非ともご参加ください。