海ごみゼロウィーク2024

2022年度活動報告

千葉県
千葉愛の教会
チバアイノキョウカイ
開催場所
南房総市 大房岬タイマイ浜
実施日
2022年09月17日
参加人数
58人
ごみ袋回収数
可燃11枚 不燃2枚 (合計13枚)
2022.9.17 南房総タイマイ浜にて、WORLD CLEANUP DAY 2022 CHIBA(第60回清掃ボランティア)を開催しました!

毎年9月第三土曜日は地球を一斉にきれいにするWORLD CLEANUP DAY!
9/17秋の海ごみゼロウィーク初日を飾る一大イベントとして、大房岬に総勢58名が集いました!

◆参加者合計 58名
 メンバー 20名
 一般参加者 38名

台風が迫っているというニュースもある中で、奇跡的に一切天候が崩れず当日を迎えました。会場は雲間に日差しがかかっており、海風が心地よい、大変過ごしやすい気候。秋らしくトンボもたくさん飛んでいました。コロナ対策と共に熱中症対策も大きな課題なので、非常に恵まれた天気となり、ありがたかったです。

◆受付START

南房総市観光協会様とJAF千葉支部様とのタイアップ企画となり、GOGOボランティアとJAF会員様とそれぞれ窓口を設けて受付しました。JAF会員様は道の駅のソフトクリーム割引などクーポンのサービス特典も。

より楽しく地域貢献・活動意義の発信のために、今回も新作プラごみアートに挑戦します。

◆タイマイ浜へいざ出発!

浜辺まで続く遊歩道のハイキングもひんやり涼しくて気持ちいい。森のトンネルの中は立体音響のようで海から届く潮騒の音が耳に心地よく、まさに良いとこ取りでした。

ピンクの袋が燃えるゴミ、青い袋が不燃ゴミ。ゴミ拾いに必要な道具を受け取って早速開始。

各自散らばってソーシャルディスタンスもとりつつ、流れ着いた海ごみ、ビン・カン、マイクロプラスチック、大きな漂流ごみ、流木から派生した木片も丁寧にかき集めてくださいました。

拾ったゴミは袋の中身を確認しながら仕分けしていきます。分別に迷ったものがあれば積極的に質問したり、取り外せるものは分解して仕分けてくださって、参加者の皆様の細やかな気づかいに感動しました。

マイクロプラスチックも大漁でした。貸出用のトング・スコップ・ザルなどフル活用で集められたものがこちら。大きなプラスチック片も流れ着いています。

◆拾ったごみ合計 13袋
可燃11袋
不燃2袋
漂流ゴミ一山
マイクロプラスチックごみ

◆プラごみアート制作

海岸から移動して会場の南房総ホテル&リゾーツへ。

大きな半円が描かれたキャンバス。
完成予想図とにらめっこしながら思い思いにパーツを作成していきます。

何の形でしょうか?

子供たちの自由に創作する姿は元気が出ました。「もうできたよ!」「他にはないの?」とあちらこちらから完成の声が。

今回プラごみアートも2会場同時開催。稲毛海岸で作成された作品と合体したらどんな姿になるか?作成日当日は確認できないため、大人も子供も心待ちに。

そして完成品がこちら!

作品タイトルは「Clean the Earth」。
中央のプラスチックで彩られた世界地図は、2会場でそれぞれ作成されたものがぴったりと合わさりました。氷で覆われた南極大陸はシーグラス。小さな島国も一つ一つ形の合うパーツを選んでピンセットで丁寧に置きました。
星が浮かぶ濃紺の宇宙と、水の惑星を背景に、ペンギン、ウミガメ、クジラ、アシカ、マンタ、イルカなどの海の生きものたちが楽しそうに泳いでいる姿が色とりどりに描かれています。

世界180ヶ国以上の人達が、同じ日に地球を一斉にキレイにする日WORLD CLEANUP DAY。日本各地でも300以上の場所でゴミ拾いが行われていました。
地球を支えるように添えられた手は、1つ1つは小さいけれど、一画でも欠けることなく、それぞれの場所から差し伸べられています。1つとして同じデザインはないように、この日私達が環境問題を解決したい思いで集まり、人種も性別も国境も超えて一丸となったのを感じる作品となりました。

地域清掃と海洋汚染への様々な取り組みを開始して4年が過ぎました。
小さな活動から始まりましたが、「ごみを拾う」という小さな行いの積み重ねが、決して小さな結果を生むわけではないと学ぶ日々です。
これからも、私達の手で豊かな海を守り、生命の星、地球を守っていきたいと、決意を新たにする1日となりました。

◆二箇所同時開催の様子

最後に…
今回は、WCDということで
千葉市と南房総で同時開催致しました!

そちらの様子はこちら
https://blueshipjapan.com/report/8490

そして千葉及び南房総での活動を合わせた映像がこちらです
https://youtu.be/9qAN_TTrx8o