海ごみゼロウィーク2024

活動報告

岩手県
岩手県、大船渡市
イワテケン、オオフナトシ
開催場所
大船渡市 碁石海岸
実施日
2023年05月20日
参加人数
100人
ごみ袋回収数
可燃18枚 不燃27枚 (合計45枚)
岩手県と「海と日本プロジェクトin岩手」が共同で開催する「春の海ごみゼロウィーク キックオフイベント」が、今年は大船渡市・碁石海岸で開催されました。

今年の参加者は約100人。碁石海岸インフォメーションセンター前で行われた開会行事に続いて、碁石浜・大浜・えびす浜・垂水浜の4班に分かれて、約1時間にわたって清掃活動を行いました。このキックオフイベントは、全国一斉に行われる「春の海ごみゼロウィーク」(今年は5月27日~6月11日)のスタートを盛り上げようと行われているもので、今年で4回目。碁石海岸エリアは、比較的漂着ごみは少ないところですが、きれいに見える浜も、じっくり歩くとペットボトルやビニールロープ、プラスチック容器などが落ちていることに気が付きます。参加者たちは、初夏の爽やかな潮風を感じながら、トングとごみ袋を手に海岸の清掃活動に励みました。

清掃活動終了後には、環境出前授業などに取り組んでいる岩手県立大学・渋谷晃太郎名誉教授が「海洋ごみを知ろう」というミニワークショップを開催。「岩手の浜が比較的きれいなのは、岩手には大きな川があっても河口が他県という地形が関係していると考えられます。」との説明に、海から離れた内陸部の人も含め、ポイ捨てに気をつけることが海を守ることにつながるのだと、参加した人たちは改めて認識していました