海ごみゼロウィーク2024

活動報告

神奈川県
川崎フロンターレ
カワサキフロンターレ
開催場所
川崎市 等々力緑地・等々力陸上競技場
実施日
2023年10月14日
参加人数
449人
ごみ袋回収数
可燃500枚 不燃500枚 (合計1000枚)
<関連ホームページURLと同内容>

10月14日(土)に、選手会主催の「等々力緑地清掃活動 Supported by ヨネヤマ」が開催されました。

このイベントは、「ホームタウンである川崎のために貢献がしたい」という選手たちの強い思いを受けて、開催が決まりました。

この日は、日頃ホームゲームでお世話になっている等々力陸上競技場がある等々力緑地に、ケガなどで参加できなかった選手を除き、すべての選手が集結。スタッフ、そして449名ものサポーターの皆さんと一緒に数班に分かれて清掃活動を行いました。また、同日に等々力陸上競技場で女子プロサッカーリーグであるWEリーグの「WEリーグカップ決勝」が行われたこともあり、WEリーグコミュニティーオーガナイザーである、海堀あゆみさんにもご参加いただきました。

清掃活動の前にまずは開会式が行われました。選手全員が登壇し、クラブ公式MC、新保里歩さんの進行で式がスタート。

選手会長である安藤選手よりサポーターの皆さんへ「多摩川エコラシコ同様、株式会社ヨネヤマさま、サポートいただきありがとうございます。皆さん今日は楽しんで、選手と触れ合いながら、一緒に楽しい清掃活動にしていきましょう!」と挨拶。さすがはアンちゃん。挨拶の中にもサポーターの皆さん、パートナーの皆さんへのコメントとそれぞれ抜けがありません(笑)。

そしてAからCの3班に分かれて、清掃活動がスタートしました。
ここからは各班の様子をそれぞれ振り返っていきます‼

まずはA班。A班を率いたのは、橘田選手、山根選手、宮代選手、ゴミス選手、大南選手の5選手。さらには、ゲストとして、海堀あゆみさんに加え、ゴミス選手のご家族にもご参加いただきました。今回なぜ、ゴミス選手のご家族が参加することになったかというと、日本の文化をより理解し、そしてこの経験を家族で共有したいというゴミス選手の強い希望がきっかけです。

A班は主に、等々力陸上競技場の周りを清掃。スタジアム周りに掲示されている歴代メンバーの写真を指差しながら談笑する場面もあり、終始和やかな雰囲気でした。直近のACLで、決勝点となる見事なミドルシュートを決めた橘田選手は、積極的にゴミを拾うだけでなく、参加者の記念撮影にも笑顔で応じ、コミュニケーションも積極的に取っていました。サポーターの方から「ミドルすごかったですね」と言われると、「ありがとうございます、うまくいきすぎました。」と照れながら話していました。宮代選手、山根選手、大南選手も、先陣を切って草むらに入り、ごみを探していました。草むらの中からなんと、自転車を発見し、お宝を見つけたかのように喜ぶ選手たちが印象的でした。

ゲスト参加いただいた海堀さんも「選手とサポーターが一緒に清掃活動をしていることは、すごくいい関係性ですね。」と話してくださいました。


続いてはB班。瀬古選手、ダミアン選手、ジェジエウ選手、シミッチ選手、マルシーニョ選手、上福元選手が参加しました。B班が担当したのは、野球場前広場からテニスコート、さらにはとどろきアリーナ横の広場。広い範囲でしたが、陽気なブラジル選手たちが、ファンの皆さんを巻き込んで、どんどんゴミや落ち葉を拾って進んでいきました。そんな中、ふと集団の後ろを見ると、熱心にそして丁寧にゴミを拾う瀬古選手と上福元選手の姿が。スタッフが几帳面ですねと声をかけると、「こういうの細かいところまでやりたいんです。」と笑顔で答えてくれました。等々力緑地もクリーンシート、そして「瀬古ム」してしまう姿、さすがですね。陽気なブラジル人組と、後ろから支える日本人組。たくさんのファンの方々とコミュニケーションを取りながら、楽しく活動を終えていました。

エリアCを担当したのは脇坂選手、早坂選手、遠野選手、ソンリョン選手、山村選手、瀬川選手の6選手。
茂みの中へ長い手を伸ばして、空き缶やペットボトルをキャッチするソンリョン選手、早坂選手や、『瀬川選手!こっちにゴミあったよ!!』と参加者のお子さんに声をかけられ、お子さんの届かないところにあるゴミを代わりに拾っていた瀬川選手。その他の選手たちも、サポーターの皆さんと交流を交えながら今回の清掃活動を実施できました。

清掃活動を終え綺麗になった等々力緑地を見た選手たちが、「本当に自分たちは、素晴らしいサポーターに囲まれているよね」と話していたところに、「私たちも、いいチームを応援させてもらっているよ」とサポーターの方が声を掛けられていた様子はとても印象的でした。

清掃活動のあとには、1日を締めくくる閉会式が行われました。
本日のメインイベント!というのは冗談ですが、今度は選手たちからサポーターの皆さんへ感謝を伝えるべく、選手の私物が当たる“お楽しみ抽選会”を実施しました。

抽選BOXを引くのは海堀さん。全サポーターの視線が集中します。ですがそこはさすが、FIFA女子ワールドカップ決勝でアメリカとのPK戦を制した海堀さん。全く動じることなく次々と当選番号を引いていきます。途中、「No.111」とゾロ目を引くという小さなミラクルもありつつ、あっという間に終了。2人で参加し、なんと2人とも当たった方もいましたね!当選した方おめでとうございます!

その後は海堀さんと、元WEリーグ選手で現在、Anker フロンタウン生田でスタッフとして働く牛久保さんから挨拶。なんと海堀さんからは「参加者の皆さんをこの後等々力で行われる、WEリーグカップファイナルに招待します!」と素敵なサプライズが!ありました。この瞬間は今日1番のどよめきだったかもしれません(笑)。

そしてキャプテン橘田選手からサポーターの皆さんへ挨拶。
「今日はありがとうございました。このきれいになった等々力で残りの試合、全部勝てるように頑張りますので、是非スタジアムに足を運んで一緒に戦ってください!」と締めくくってくれました。

最後には全員で記念撮影。
なんとこの集合写真は、来年のカレンダーにも使われるとのこと!
これは皆さん買うしかありませんね。

こうして、無事に「等々力緑地清掃活動 Supported by ヨネヤマ」は終了。
その後、多くの方が、WEリーグカップ決勝を観戦されたようです。

選手もファン・サポーターの皆さんとの交流を楽しんでくれたようです。
そして、多くのごみが集まり等々力緑地もより一層きれいになったこと間違いなしです!!

当日清掃にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!