クイズ作りのコツ１
「答えは１つになるようにしよう！」

クイズを作る時に一番大事な事は「答えを１つすること」。
逆に言うと、何パターンも答えが出てくるような問題は
クイズとしてはダメな問題なんです。

Ｑ．お刺身などで食べられる、サバ科の赤身魚は何でしょう？
Ａ．マグロ

この問題、一見上手にできているように見えますよね。 しかし落とし穴が。実はカツオなど、他にもサバ科の赤身魚はいるのです。 そうすると、どれを正解にして良いか、出題者自身もわからなくなってしまいます。

Ｑ．お刺身などで食べられるサバ科の赤身魚で、漢字では「魚へんに有」と書くのは何でしょう？

など、答えが１つになるように文章を工夫して問題を作ってみてください！

クイズ作りのコツ２
「面白いことを問題にしよう！」

クイズを作る時は、まず面白い情報を探します。 本を読んでみたり、インターネットで検索してみたりして、クイズになりそうな面白い情報を集めてみましょう。

例えば「イクラ」に関して次のような情報が出てきたとします。

イクラはサケの卵。別名をバラ子という。語源はロシア語の「魚の卵」。
現在は醤油漬けで食べられる事が多い。

この情報の中で、皆さんが「へぇ～！そうなんだ！」と思う情報はありますか？
もしそう感じた部分があるなら、そこを題材にすると良い問題ができあがります。
一例ですが、私の場合はこう作ってみます。

Ｑ．ロシア語で「魚の卵」という意味がある、お寿司屋さんでも人気のネタといえば何でしょう？
Ａ．イクラ

この問題を聞いた人が「へぇ！イクラってロシア語だったんだ！」と面白がってくれたら嬉しいですよね。
自分が見つけた面白情報をみんなに伝える気持ちで問題を作ってみてください！

クイズ作りのコツ３
「出し方を工夫しよう！」

面白い情報を集めても、どうやってクイズにして良いかわからなくなってしまう事があります。
そんな時は、クイズの出題方法を工夫してみましょう。
「コツ２」までで私が例に出したのは「一問一答」というクイズの出し方でしたが、他にも「◯×クイズ」や「三択クイズ」など様々な出し方があります。
情報に合わせた良い方法で問題を作る事も重要です。
例えば、次のような情報を見つけて、面白いからクイズにしたい！と思ったとします。

スズキという日本人の苗字のような名前の魚がいる。さらにイトウという魚もいる。

ただ、これを一問一答で出すのはちょっと難しいですね。

Ｑ．日本人の苗字のような名前の魚は、スズキと何でしょう？
Ａ．イトウ

これは「コツ１」で言ったダメな問題です。
「日本人の苗字のような名前」と感じるかは人それぞれなので、答えが絞れません。（実際に、日本には「ウナギ」さんという苗字の方もいらっしゃいます）
そこで、こんな問題はどうでしょうか？

Ｑ．日本人の苗字のような魚。スズキはいるが、イトウもいる。◯か×か。

これだと、確実に答えは１つ（◯）ですね。スズキの事は知っている人でも、イトウを知らない人は面白がってくれる問題かもしれません。
または、こういう問題はどうでしょうか？

Ｑ．次のうち、魚の名前として実在しないのはどれでしょう？
①スズキ ②タカハシ ③イトウ
Ａ．②タカハシ

こちらは三択にすることで答えを１つに絞っていて、スズキとイトウの情報も盛り込めています。 ただし、こちらの問題を作る場合は、「タカハシ」という魚が存在しない事を調べる必要がありますので、その点は注意してくださいね。

どんな形でクイズを作るかはあなた次第！自由な発想で、どんどんクイズを作ってみてくださいね！