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海好きな子どもたちが小島よしおさんと極秘組織おっぱっぴーを結成!番組とイベントの連動企画「このままでは愛知の海がワヤになってまう」が本格始動!

一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、海が大好きな子どもたち12人と人気タレント小島よしおさんが一緒になって、愛知の海の問題点に取り組むテレビ番組とイベント連動企画「このままでは愛知の海がワヤになってまう」を始動。テレビ番組「愛知の海がワヤになってまう」を2024年7月15日(月・祝)17時10分〜より放送いたします。

2024.07.09

一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、海が大好きな子どもたち12人と人気タレント小島よしおさんが一緒になって愛知の海の問題点に取り組むテレビ番組とイベント連動企画「このままでは愛知の海がワヤになってまう」を始動しました。その第一施策として、テレビ番組「愛知の海がワヤになってまう」を2024年7月15日(月・祝)17時10分〜より放送いたします。企画を進めるにあたり、スタジオ収録を行ったほか、碧南海浜水族館や豊浜漁港へ学習ツアーに出かけ、愛知の海の現状について学びの場を深めました。今後は、愛知の魚を使ったメニュー開発、試作品作り、実際の販売へと挑戦していきます。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。


<企画背景>

・魚離れをくいとめよう!
2012年と比較すると2020年時点の愛知県のアサリ類の生産量は-91%、ノリは-29%と、減少をたどっています。また、エビ類、シャコ、カレイなども減少の一途です。(参考資料:2022年海面漁業生産統計調査農林水産省統計部)
漁獲量の減少は地元の魚に接する機会を減少させ、私たちの食卓に並ぶ機会も減らし、魚離れを加速させてしまいます。三河湾や伊勢湾などに囲まれ、養殖など沿岸漁業が盛んな愛知県。特にアサリ類、クルマエビは全国でも有数の漁獲量を誇ります。このまま魚離れが進むと、漁業者の収入の減少、地元の魚介類への興味の薄れなどを招き、愛知の人の愛知の海への関心が低くなってしまいます。実際、「海と日本人に関する意識調査2022」によると、愛知県人が感じる「海への愛着」は全国40位となっています。

・このままでは愛知の海がワヤ*になってまう・・・海を愛する子どもたちが立ち上がった!
そこで、海を愛する子どもたち12人が「極秘組織おっぱっぴー」として立ち上がり、愛知の海がかかえる問題について調査し、問題解決に向けて自分たちで出来る事を考えようと、「このままでは愛知の海がワヤになってまう」事業が本格的に開始しました。子どもたちをまとめるのは、人気タレントの小島よしおさんです。
※「ワヤ」とは方言で“無茶苦茶”や“台無し”の意味

<企画概要>

小島さんの代表的なフレーズ「おっぱっぴー」は、「Ocean Pacifi Peace(オーシャン パシフィック ピース」の略。活動の中で、小島さんがボスとして、子どもたちの意見を聞きながら、一緒に愛知の海の問題点について、考えていきます。6月初旬には子どもたち、小島さん、秘書役の長江麻美アナウンサーで、テレビ番組「愛知の海がワヤになってまう」のスタジオ収録が行われました。

◆番組概要

タイトル

愛知の海がワヤになってまう

放送日

2024年7月15日(月・祝)17:10〜(テレビ愛知)

放送内容

深刻な海の環境変化…このままでは愛知の海がワヤになってまう!
そんな状況を救うべく結成された極秘組織おっぱっぴー。
愛知の海の問題に挑み、解決策を探ります。

出演者:小島よしお、長江麻美(テレビ愛知アナウンサー)

公式サイト

https://tv-aichi.co.jp/waya/

小島さんから、子どもたちに「一番好きな魚は何?」と質問が出たり、全員で「おっぱっぴーポーズ」をしたり、終始楽しい雰囲気の中で収録は進みました。番組収録の冒頭で、ボス小島さんから子どもたちへ出た指令は「未来の海を守るため、愛知の海のことを知ってぴ~や!」。

愛知の海について学ぶため、子どもたちは、愛知県碧南市の碧南海浜水族館を訪ね、三河湾や伊勢湾にいる魚について調査を行いました。その結果、日本には4500種類、三河湾にはおよそ200種類の魚が生息していることを知りました。さらに、その中にも食べられるけど漁師さんがとらない「未利用魚」と呼ばれる魚がいることも学びました。

<学習ツアーの詳細>

・漁港で現役の漁師さんにインタビュー!愛知の海の現状は!?
子どもたちは豊浜漁港へ行き、現役の漁師さんたちに話を聞きました。「愛知で一番、たくさんとれる魚は何ですか?」「季節によってとれる魚は違うんですか?」「昔と今でとれる魚は変わっていますか?」など、次々と質問が飛び出します。碧南水族館で学んだ魚の中に、トゲに毒があるので処理が難しく未利用魚になっている「アイゴ」という魚がいました。アイゴが増えて海藻を食べ尽くすと“磯焼け”(海底の藻が少なくなって砂漠化する現象)が起きることを知りました。豊浜漁港でも「アイゴ」は人気がなく、流通することは少ないそうです。漁師さんたちの願いは「地元の魚をもっと食べてほしい」ということ。アイゴも、トゲの毒に気を付けて内臓をとるなどきちんと下処理をすれば、美味しく食べられるそうです。

愛知の海の問題解決に向けて、続いてのボスからの指令は、「未利用魚を使ったメニューを作って、海の問題をPRしよう!」です。今後の子どもたちの活動は、未利用魚のアイゴを使ったメニュー開発、試作品作り、そして最終目標は、販売へと続きます!

<今後の活動予定>

「未利用魚を使った魚バーガーを作ってみよう!」
2024年7月31日(水)愛知県名古屋市中区新栄1丁目49-18 下の一色本店
未利用魚のアイゴを使って、どのように調理したら美味しく食べられるのか、子どもたちがハンバーガーの試作品作りに挑戦。アイゴに合う味付けや、具材など、色々と試してみます。

「魚バーガーのお味は?試作品を食べてもらおう!」
2024年9月14日(土) 愛知県名古屋市中区大須2-4-8 テレビ愛知10チャン縁日
子どもたちが考えた試作品のハンバーガーをイベント来場者に試食してもらいます。街頭インタビューで、実際に販売するハンバーガーを決めます。果たして、街の皆さんの反応は?

「完成したハンバーガーを売ろう!」
2024年10月19日(土)または20日(日)(調整中)名古屋市内グランパスエイトの試合会場にて
キッチンカーを使って、子どもたちが考えたオリジナルハンバーガーを販売します。愛知の海の問題をPRしながら、一般の方にハンバーガーを届けます。