小学生に向けて、6月29日 環境出前授業および実習を開催しました!
NPO法人海の森・山の森事務局は、小田原市立早川小学校で「マイクロプラスチックを使って世界に一つだけの万華鏡を作ろう大作戦!」を開催しました。海洋プラスチック汚染やマイクロプラスチック問題について一緒に考えるための環境出前授業と実習です。
2024.07.10
NPO法人海の森・山の森事務局は、2024年6月29日(土)に小田原市立早川小学校内教室にて、海洋プラスチック汚染やマイクロプラスチック問題についての環境出前授業および実習「マイクロプラスチックを使って世界に一つだけの万華鏡を作ろう大作戦!」を開催いたしました。この日は授業参観日でしたので、4年生(児童25名、教員2名参加)と、20名の保護者も参加。子どもたちと楽しく万華鏡を作るとともに、本来ごみであるマイクロプラスチックを使って何かを作る、何かに利用することを一緒に考えました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
小学生に向けた海のプラスチックごみとマイクロプラスチックについての環境出前授業および実習を実施
日程
2024年6月29日(土)
開催場所
小田原市立早川小学校 教室
参加人数
児童25名、教員2名、保護者20名 スタッフ3名 計50名
保護者の授業参観日に実施し、親子で一緒にプラスチックごみのことを考えるきっかけに
2024年 6月29日(土)、小田原市立早川小学校内教室において、当NPO理事長豊田が、同校4年生25名と教員2名、保護者20名含む47名に出前授業および実習を実施しました。内容は、ダイビング歴40数年の水中カメラマンの理事長・豊田が、独自に取材撮影した水中から海岸に至るまでの数多くの写真や映像を大きなテレビモニターに上映して、海の生き物たちへのプラスチックごみの影響や今後のマイクロプラスチックの私たちへの影響などを子どもたちにわかりやすく解説。他の小学校と当NPOとの海のプラスチックごみ問題対策の取り組みなどについても解説しました。また、実際に回収してきた砂の中に混じるマイクロプラスチック粒子を子どもたちに取り出してもらい、それらを使って万華鏡づくりの実習も行ないました。保護者も加わった作業となったため、親子で一緒に海のプラスチックごみの問題を考えるきっかけになりました。今後、万華鏡内部を子どもたちが各自のタブレットで撮影し、それを当NPOでプリント出力をして、マイクロプラスチック万華鏡写真展を実施する予定です。
参加した子ども・保護者からの声
・僕は釣りが好きなので、海に釣りに行った時にごみが吹き飛ばされて海に落ちたりしないようにこれからは気をつけたいと思います。(参加小学生男子)
・マイクロプラスチックというごみで、こんなにきれいな万華鏡が作れて嬉しかったです。この万華鏡を家族全員にも見せて、一緒にごみのことを考えたいと思います。(参加小学生男子)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:50人