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【第70回 清水小学校錦江湾横断遠泳】を開催!参加泳者141名が1時間51分で4.2kmを完泳しました!

清水小学校水泳同好会は、清水小学校4~6年生の児童、卒業生、コーチからなる参加泳者が、桜島の小池から鹿児島市の磯海水浴場までの4.2kmを泳いで渡る「錦江湾横断遠泳」を開催。経験値の異なる参加者が一丸となり、錦江湾を力強く泳ぎ渡りました。

2024.08.14

清水小学校水泳同好会

清水小学校水泳同好会は、2024年7月27日(土)に清水小学校4~6年生の児童60名、卒業生50名、コーチ31名からなる参加泳者141名が、桜島の小池から鹿児島市の磯海水浴場までの4.2kmを泳いで渡る「錦江湾横断遠泳」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
清水小学校の錦江湾横断遠泳は、大正6年・1917年に始まり戦中・戦後に一時中断の時期があったものの、今年で第70回の記念大会を迎える伝統行事です。本年度は、4年生から6年生までの60名、卒業生50名、コーチ31名の総勢141名が、桜島から磯海水浴場までの4.2kmを泳いで渡ります。帽子の色に特徴があり、初挑戦が白、2回目が青、3回目がオレンジ、卒業生が緑、コーチが黄色。彩り豊かな水泳帽が入り交じり、それぞれの思いを胸に、一丸となって錦江湾を力強く泳ぎ渡る壮大なチャレンジとなります。
日程
2024年7月27日(土)
開催場所
鹿児島湾(錦江湾) 桜島小池から磯海水浴場
参加人数
141名

厳しい練習の成果!児童たちが錦江湾を泳ぎ切る

白帽をかぶった初挑戦の児童たちは、25mも泳げない状態から練習を開始しました。5月から7月までの3カ月間、厳しい練習を重ねた結果、不安に打ち勝ち、見事に錦江湾を泳ぎ切ることができました。

2回目の挑戦となる青帽の児童たちは、昨年の経験を活かして白帽の児童たちを気遣いながら安定した泳ぎを見せました。彼らの成長と自信に満ちた姿は、見守る保護者に大きな感動を与えました。

3回目の挑戦となるオレンジ帽の6年生たちは、3年間の集大成として白帽や青帽の児童たちを励ましながら泳ぎ、後輩の模範となるその姿は威風堂々としており、学校の先生や保護者からは、彼らの努力とリーダーシップを称賛する声があがりました。

また、今年は記念大会ということもあり、卒業生(OB)も参加しました。緑帽をかぶった卒業生たちは、経験豊富な姿で余裕の表情を見せ、現役の児童たちにとって大きな励みとなりました。

桜島の小池を10時09分にスタートし、児童たちが1時間51分かけて4.2kmを泳ぎ切る間、監視船に乗り込んだ保護者は、猛暑の中で児童たちの安全を見守りながら懸命に応援しました。

今年は熱中症対策として、遠泳の途中で泳ぎながら給水するという初めての試みも実施しており、児童の安全を確保しながら、無事にイベントを成功させることができました。

今回の錦江湾横断遠泳は、児童たちの努力と成長が感じられる素晴らしい機会となりました。磯海水浴場まで自らの力で泳ぎ切った子どもたちは、達成感と自信に満ち溢れ、とても良い表情をしています。彼らの挑戦と目標達成に、心から拍手を送りたいです。

もう一つの挑戦 ~安全対策の強化~

錦江湾横断遠泳の目的は、練習を積み重ねてきた児童が、自らの力で錦江湾を泳いで渡りきることです。しかし、最優先事項は「児童の安全確保」となります。毎年、安全対策について議論と検証を続けていますが、本年度は特に熱中症対策や水難事故への対応について、メディアなどで大きく取り上げられ問題視されたこともあり、例年以上に念を入れた対策となりました。

水難事故への対策として、海での練習の際には、児童の近くまで寄せられるシーカヤックを導入し、安全確保に努めました。本番当日には、ライフセービング協会のスレッド付き水上バイクを4艇に増やし、IRB(救命艇)を1艇配備し、不測の事態に備えました。

熱中症対策としては、初の試みとなる「泳ぎながらの給水」を実施し、ペットボトルの配布・回収方法に課題を残したものの、無事に給水することができ、今後の安全対策における大きな前進となりました。

これらの対策により、児童が安心して挑戦できる環境を整えてきましたが、安全対策の強化は、今後も継続して取り組むべき重要な課題であり、本年度の検証結果を踏まえ、翌年度に向けた協議・検討を重ねていきます。

参加した子ども・保護者からの声

・プールと違い、海は波があって楽しかった。(4年生)
・一緒に頑張ってきた仲間と泳げてよかった。(6年生)
・水上バイクの監視が増強されていて、安心できた。(保護者)
・熱中症対策に苦慮したが、泳ぎながらしっかり給水できたため、次回につなげたい。(コーチ)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:141人