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【長門の海を調査しよう!】を開催しました!

特定非営利活動法人 人と木は、山口県水産研究センターの協力を受け、「長門の海を調査しよう!」を開催しました。漁業調査船「かいせい」の見学や調査方法の体験などにより海洋環境への理解を深め、海に関心を持つ子どもを増やすことを目的としています。

2024.09.03

特定非営利活動法人 人と木は、山口県水産研究センターにご協力いただき、2024年8月20日(火)に海洋環境への理解を深め、海に関心を持つ子どもを増やすため<長門の海を調査しよう!>を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
漁業調査船「かいせい」の見学や、 山口県水産研究センターの方々のお話を聞き、調査の手法を体験することにより、長門の海や水産資源への理解を深めます。
日程
2024年8月20日(火)
開催場所
山口県水産研究センター(山口県長門市仙崎大泊2861-3)
参加人数
小学生、中学生4名 保護者4名
協力団体
山口県水産研究センター

水産研究センターのお話と魚の耳石調査体験

参加者は9:30から山口県水産研究センターのスタッフの方から、同センターが行なっている海洋資源や環境の調査や資源調査で行う魚の耳石(扁平石)調査のことについてのお話を聞きました。

耳石を調べると魚の年齢や日齢、その魚が育ってきた環境がわかることを知りました。また耳石は魚によっていろんな形があり、初めて知る魚の特徴に参加者の皆さんも食い入るようにお話を聞いていました。

会場を移動し、今度は実際に自分達で耳石を魚からとってみました。用意された魚はマアジとカタクチイワシの煮干しで、研究スタッフの方に教えてもらいながらとっていきました。未知の魚の面白さに子どもたちは夢中になって魚の耳石を探してとっていました。他の魚の耳石のサンプルと見比べたり、耳石を超音波洗浄して持ち帰れるようにしたり、顕微鏡で耳石を拡大してみたりと生き物への興味が刺激される時間となりました。

漁業調査船「かいせい」の見学

漁業調査船「かいせい」は漁業資源・海洋環境を計測する機器が搭載された船です。今回は停泊した調査船内の見学を行いました。見学では各専門家の方達がさまざまな機器の説明をしてくれました。実際に魚をとって調べるための調査カゴや網の話を聞いたり、水温を深くまで測る装置、海流や魚群を調べたりする各種ソナー類など普段目にすることのできない装置を見学して解説してもらいました。

参加した子ども・保護者からの声

子どもからの声
・海の研究を仕事にするのは楽しそうだと思った。
・魚の知らないことをたくさん知ることができてよかった。また家でもやってみたい。
・魚を解剖するのは楽しかった。調査するのは魚をとるのに調査が大事なことがわかった。
・細かいことが苦手なので、解剖は難しかったけど魚のことを詳しく知れてよかった。

保護者からの声
・普段食べている魚でも知らないことがたくさんあることがわかって面白かった。
・耳石は人間にもあると聞いたことがあって、魚と人間の違いなども調べるのも楽しそう。
・子どもが普段から海遊びが好きで今回のような機会があって参加できてよかった。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:8人