佐渡の美しい自然や文化も堪能!佐渡の景勝地・大野亀のある海岸を大学生45名が清掃!
特定非営利活動法人 国際ボランティア学生協会は、新潟県佐渡市北部にある大野亀海岸を清掃するとともに佐渡の伝統的な文化についても学ぶ会を開催。「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信しました。
2024.10.09
特定非営利活動法人 国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、9月13日から16日まで大学生45名が新潟県佐渡市北部にある大野亀海岸を清掃するとともに、美しい海を満喫し、佐渡の伝統的な文化についても学びました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
清掃活動、観光、文化体験・交流会
日程
2024年9月13日(金)~16日(月・祝)
開催場所
新潟県佐渡市の大野亀海岸、尖閣湾、鷲崎ふれあいセンター
参加人数
IVUSAの大学生45名、卒業生・職員6名、地域の方18名
佐渡の有名な景勝地である大野亀で清掃
標高167mの一枚岩が海に突き出している景観が圧巻の大野亀周辺の海岸を大学生45名と卒業生・職員6名で14日・16日と2日間清掃しました。15日は地域の方々と清掃する予定でしたが、大雨警報のため残念ながら中止となりました。
9月中旬にもかかわらず非常に暑く、足場も悪い中でしたが、ごみを拾うとともにバケツリレーで集積所まで運搬しました。
多くのペットボトルや漁具を回収!
結果として2日間で、可燃ごみ192袋、不燃ごみ12袋、危険物4袋の合計208袋、袋に入らない粗大ごみを286個回収することができ、浜は見違えるほど美しくなりました。
ペットボトルが非常に多く、漁網やブイなどの漁具も大量にありました。
佐渡の魅力や歴史・文化などを学ぶ!
漂着ごみが流れ着いた海岸と対照的な美しい佐渡の海も経験しようと、9月13日には尖閣湾揚島遊園を観光しました。
そして9月15日は住民の方との交流会を行い、「佐渡おけさ」の踊りを教えていただいたり、「鬼太鼓」の演武を見せていただいたりしました。佐渡の豊かな自然や文化を体験することで、参加した学生たちは、「佐渡の自然を守りたい」というモチベーションが高まりました。
参加した学生・現地の方の感想
・佐渡ヶ島の自然や伝統文化に触れながら清掃活動を行いました。大野亀の絶景に魅了されたと同時に、大量の漂着ごみがあったことに衝撃を受けました。去年もこの活動に参加しましたが、ごみを拾っても時間が経つと元通りになってしまいます。そのため、IVUSAが掲げている「拾う心より捨てない心」を広めていき、今後も活動を続けていこうと思います。(参加した大学生)
・佐渡は大学がないので、子どもたちにとって大学生と交流できるのは非常に貴重な機会。今回は一緒に清掃する企画が中止となってしまって残念だが、次はぜひ清掃だけでなく、将来の進路やキャリアについて話し合う場も持ちたい。(現地の高校の教員)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:69人