さかな博士育成塾「君たちが変えよう、さかな達の未来」出前授業を開催しました!
一般社団法人島原半島観光連盟は、南島原市立西有家小学校5年生の総合学習の一環として「さかな博士育成塾」出前授業を開催。地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、地域の産業・資源について学びました。
2024.10.09
一般社団法人島原半島観光連盟は、南島原市立西有家小学校5年生の総合学習の一環として、2024年9月12日に、地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、地域の産業・資源に興味を持ち、そして次代にそれらの大切さを繋げていってほしいということを目的に、「さかな博士育成塾」出前授業を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、もっと魚を好きになり、そして次代に資源の大切さを繋げていってほしいということを目的に、「さかな博士育成塾」出前授業を実施。
開催日
2024年9月12日(木)
開催場所
南島原市立西有家小学校
参加人数
61名
登壇者
株式会社FUKUNOTANE 河原社長及び魚加工のプロスタッフ
地域の水産資源の豊かさを伝える
西有家小学校5年生の総合学習の一環として、地域の水産資源や世界的に見た日本の養殖業のこと、今後の水産資源の行方を学ぶ目的で、南島原市南有馬町にある、主にトラフグの種苗生産を行う「(株)FUKUNOTANE」の河原社長と従業員の方々にご登壇してもらい、出前授業を行いました。その日に水揚げされた20種以上の新鮮な魚や使われている飼料を実際に目で見て、手で触り、匂いを感じ、地域の水産資源の豊さを実感してもらいました。
生徒達は、普段当たり前のように見ている海で、どんな魚が獲れているか、養殖場の魚は何を食べて育っているか、地球環境の悪化による今後の水産業への影響についてなどを豊富な資料、クイズと質問を交えた魚のプロならではのお話しを通して楽しく学びました。
特にプロによる魚さばきや実物の魚を目の前にした生徒達は、貴重な経験に皆目を輝かせ感嘆の声を上げていました。
当プロジェクトが生徒達にとって一つの思い出、経験となり、ゆくゆくは自分事として地域産業の未来を考え、関心を持つ生徒が増えるきっかけとなることを願います。
次回は・・いよいよ養殖場見学!
今回の出前授業で学んだ事や疑問に思った事を養殖場見学までに学校で自分なりに調べ、今度は、実際に養殖場に行き、トラフグやヒラメがどのように育てられているか学び、より地域産業への理解を深めていく予定です。
子供達の「さかな博士」への道は続く!
参加した生徒の声
・さかなを捌く様子を初めて見た。私もチャレンジしたい。
・捌いてる姿がかっこいい。
・有明海には知らない魚が沢山。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:61人