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入道埼灯台を活用した新たな観光資源の造成を目的に「入道埼灯台石焼フェス&体験ツアー」を開催しました!

入道埼灯台利活用事業実行委員会は、2024年11月3日(日)入道埼灯台利活用事業「灯台×ジオパーク×郷土料理」に関するイベント「入道埼灯台石焼フェス&体験ツアー」を開催。石焼フェス来場者数は約1400名、体験ツアー参加者22名、入道埼灯台参観者730名と大盛況。同日都内で開催の「海と灯台サミット2024」会場への中継も実施し、フェス会場の盛り上がりをお届けしました。

2024.11.11

入道埼灯台利活用事業実行委員会

入道埼灯台利活用事業実行委員会は、2024年11月3日(日)に入道埼灯台利活用事業「灯台×ジオパーク×郷土料理」に関するイベント「入道埼灯台石焼フェス&体験ツアー」を開催いたしました。石焼フェス来場者数は約1400名、体験ツアー参加者22名、入道埼灯台参観者730名と大盛況。同日都内で開催の「海と灯台サミット2024」会場への中継も実施し、フェス会場の盛り上がりをお届けしました。

このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

入道埼灯台石焼フェス&体験ツアー
開催概要
男鹿市の郷土料理「石焼料理」にちなみ「石焼き」にまつわる料理を集めた「石焼フェス」を開催。同時に、8月に開催した「有識者検討会」と9月に開催した「ワークショップ」での検証をもとにした体験ツアーも実施しました。
日程
2024年11月3日(日)11:00~15:00(入道埼灯台無料開放10:00~16:00)
開催場所
秋田県男鹿市入道崎昆布浦入道埼(灯台駐車場周辺)
参加人数
石焼フェス来場者数約1400名、体験ツアー参加者22名、入道埼灯台参観者730名

石焼フェス初開催!

秋田県男鹿市の郷土料理「石焼料理」は入道埼灯台が立つエリアの地層の岩石「溶結凝灰岩」を使い、約800度前後まで熱してから桶にはったお湯に入れて調理をしていく料理です。明治時代から石焼料理を食べていたという文献が存在し、地域の名物料理になっています。

その石焼料理をメインにして他にも「石焼きビビンバ」や「石焼き芋」そして「石焼きフルーツデザート」といった石焼きにちなんだ料理を集めて入道埼灯台駐車場で「石焼フェス」を初開催しました。

台風の影響で天候も心配されましたが、関係者の想いが通じて朝から太陽が顔をのぞかせ絶好のイベント日和になりました。フェスは11時からスタートでしたが、入道埼灯台無料開放を10時から開始していたので朝からたくさんのお客様が来場しにぎわいを見せていました。

12時からは「なまはげ太鼓」が登場し会場は一気にヒートアップ。なまはげがお客様を驚かしたりして会場はお客様の歓声と太鼓の音でこの日一番のにぎわいでした。

それぞれの石焼きの食べ物も想定以上のお客様の来場で早々に売り切れてしまい、お昼前後に来場されたお客様をがっかりさせることになりましたが、石焼きフェス来場者数が約1400名、そして入道埼灯台参観者数は今年最多の730名となり今年度の目的である「新たな観光プログラム造成」として「石焼フェス」のこれからの可能性を感じたイベントとなりました。

同時開催の「体験ツアー」では入道埼灯台×ジオパーク×石焼料理に触れる

石焼フェスと同時開催の「体験ツアー」には県内外から22名が参加し入道埼灯台とジオパークを学び、最後には石焼料理を堪能しました。

本ツアーでは、9月開催のワークショップで確認した内容で男鹿半島・大潟ガイドの会のガイドが入道埼灯台の歴史を説明したり石焼料理に使われる「溶結凝灰岩」の地層を見学し実際に石に触れたりと、観光コースのひとつとして入道埼灯台を中心にツアー参加者をご案内しました。最後には「石焼料理」を召し上がっていただき、約90分のツアーを終了しました。

参加者からは「灯台や石のことなど分かって良かった」や「灯台に登ることができて景色がきれいだった」「地質や灯台の話をたくさん聞けて満足感があった」などの声をいただきました。また、実際に灯台の灯りが見れる夜の見学会やレンズを間近で見れるツアーもあれば良いなどの声もありました。

▼2024年9月18日(水)に完済したワークショップの内容はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002913.000077920.html

毎年のイベントとして開催!?

今年度の調査・検証として「入道埼灯台×ジオパーク×石焼料理」の観光プログラム造成は、今回の石焼フェスと体験ツアーの参加者数で新たな可能性が見えてきたかと思います。今回は初開催だったので様々な課題が残りましたが、その課題をクリアしていきながら地域住民や自治体、企業・団体を巻き込んでいければ毎年のイベントとしての開催も視野に入ってきます。

これからも入道埼灯台を中心に男鹿市を、そして秋田を元気にしていきたいと思います。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:2,152人