海洋教育教材「富山湾おさかなドンジャラ」の贈呈式を開催!
一般社団法人とやまミライラボは、株式会社バンダイとコラボレーションし、富山湾のさかなたちについて遊んで学べる海洋教育教材「富山湾おさかなドンジャラ」を開発。完成を記念して、デザインを手がけた富山北部高校情報デザイン科の生徒が、富山県教育委員会にドンジャラを手渡す贈呈式を実施しました。
2024.11.22
一般社団法人とやまミライラボは、株式会社バンダイとコラボレーションし、富山湾のさかなたちについて遊んで学べる海洋教育教材「富山湾おさかなドンジャラ」を開発しました。完成を記念して、デザインを手がけた富山北部高校情報デザイン科の生徒が、富山県教育委員会にドンジャラを手渡す贈呈式を実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
富山湾おさかなドンジャラ贈呈式
日程
2024年11月13日(水) 14:40〜
開催場所
富山県庁南別館4階 県教育長室
参加人数
富山県教育委員会 廣島伸一教育長
富山北部高校情報デザイン科の生徒 3名
富山県教育委員会にドンジャラの完成品を贈呈
今回富山県庁を訪れたのは、富山北部高校情報デザイン科の3年生で「富山湾おさかなドンジャラ」のデザインに携わった代表生徒3名です。高校生もドンジャラの完成品を手に取るのはこの日が初めて。自分たちがデザインした魚が描かれたパッケージを見て、感慨深い表情を浮かべていました。
贈呈式では、はじめに高校生から県教育委員会にドンジャラが手渡されました。続いて、廣島伸一教育長が挨拶。高校生と関係者に取り組みへの感謝を述べるとともに、「子どもたちは生の魚に触れる機会が少ない。このドンジャラを小学校や学童教室でプレーしてもらうことで、子どもたちが富山県の魚とそれにまつわる知識を学ぶことに役立つのでは」と期待を寄せました。
楽しく遊びながら、富山湾の魚に親しんでほしい
高校生を代表して、プロジェクトのリーダーを務めた小川桜夜さんが挨拶しました。「課題研究などを通して、子どもたちが富山湾の豊かな生態系に触れる機会は意外にも少ないと感じた」と取り組みに至った経緯を説明。また「完成に至るまで、魚津水族館アドバイザーの稲村様には貴重な知識と専門的なご助言をいただき、株式会社バンダイの皆様には製品化に向けたアドバイスをいただきました。このドンジャラを通して、子どもたちをはじめとする多くの方々に、楽しく遊びながら富山湾の魚に親しんでほしい」と制作に込めた想いを語りました。
贈呈式の後は、廣島伸一教育長らと高校生がドンジャラを囲んで意見交換。魚をデザインする際に苦労したこと、小学生にテストプレーしてもらい生の意見を反映したことなど、制作の裏側について活発な質疑応答がなされました。
「富山湾おさかなドンジャラ」は、富山県内の小学校や学童教室に配布し授業で活用いただくほか、2024年12月1日(日)より富山テレビのオンラインショップで販売します。
参加した高校生からの声
・これまでの活動は学校の中で完結することが多かったが、今回は贈呈式などを通して外に向けて発信できることがうれしい。多くの子どもたちにドンジャラをプレーしてもらい、富山湾の魚の豊かさを遊びながら実感してほしい。
・自分たちが春に描いた富山湾の魚が、たくさんの人の手に渡る形になったことがうれしい。魚のサイズ感を表現するために工夫を凝らしたので、プレーする際にぜひ注目してほしい。
<コラボ企画概要>
「富山湾おさかなドンジャラ」
・発売日:2024年12月1日(日)
・価格:3,500円(税込)
・販売場所:富山テレビオンラインショップ(https://bbt.raku-uru.jp/)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:4人