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海と日本プロジェクト「さかな博士育成塾」雲仙市立川床小学校5・6年生がさかな捌き体験を通じて国際交流!

一般社団法人島原半島観光連盟は、雲仙市立川床小学校5・6年生を対象として「さかな博士育成塾」を開催。地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、地域の産業・資源について学びました。

2024.11.28

一般社団法人島原半島観光連盟は、2024年11月7日(木)に地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、地域の産業・資源に興味を持ち、そして次代にそれらの大切さを繋げていくことを目的に、「さかな博士育成塾」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
地域で獲れる魚や養殖されている魚を知り、もっと魚を好きになり、そして次代に資源の大切さを繋げていくことを目的に、「さかな博士育成塾」を実施。
日程
2024年11月7日(木)
開催場所
株式会社FUKUNOTANE  養殖場・加工施設
参加人数
川床小学校5・6年生17名 先生3名

外国人の方と一緒にきびなご捌きにチャレンジ!

養殖場見学では、子ども達はトラフグの幼魚や成魚に1日分の餌を与える作業を行いました。ただの体験ではなく実際の仕事内容を経験してもらいたいとの思いから、いつも養殖場で行っている普段の仕事を経験してもらいました。

捌き体験では、子ども達は、FUKUNOTANEで働くベトナム人とインドネシア人のスタッフに魚の捌き方を教わりながら、初めての「きびなご捌き」を体験しました。

ランチはベトナムのソウルフード「フォー」を堪能!

ランチはベトナム料理を代表する「フォー」、ベトナム風サラダ、フグ飯、子ども達が捌いたきびなごや養殖場で育ったトラフグの天ぷら!ベトナム人スタッフは、朝早くから仕込みを行い、ブリとサーモンが入った「海鮮フォー」を振る舞いました。ベトナム料理の専門店から材料を取り寄せて作る手の込みよう。子ども達はなかなか食べる機会がない本格ベトナム料理に興味津々。また、自分達で捌いたきびなごの天ぷらを口いっぱいに頬張る姿が印象的でした。

今回は、子ども達にベトナム料理を味わってもらいましたが、川床小学校から招待があり、今度は外国人スタッフが11月下旬に行われる学校の「餅つき大会」に参加予定。次は、子ども達が日本の伝統文化を外国人に伝えます。

さかなの魅力に加え、国際交流も出来る一石二鳥の「さかな博士育成塾」となりました。

参加した子ども・先生からの声

児童の声

今日の見学で一番楽しかったことは餌やりです。トラフグの子どもはたくさん集まって食べていましたが、親は餌をあげるとまるでラグビーみたいに激しく餌の取り合いをしていました。すごく楽しかったです。

私は、有明海が魚の産卵場ということに感動しました。魚のおいしさを次の世代に体験してもらうためには、有明海をごみで汚さないようにするなど、環境を守っていかなければいけないのだと思いました。

養殖場見学で魚を捌く体験をしました。その時にインドネシアの人と楽しく話をしながら魚を捌いたので、すごくいい経験ができたと思いました。魚のおいしさや有明海を守ることなど今日経験したことを次の世代に伝えていかなければいけないと思いました。

魚に餌やりをして1日にあげる量の多さに驚きました。魚を捌くときは、ベトナム人やインドネシア人のスタッフの皆さんが分かりやすく教えて下さったので上手にできました。私も魚に関する仕事につきたいと思いました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人