海と森とのつながりや海と山の双方の大切さを学ぶ!【山に木を植えて、海を豊かにしよう!】を開催しました!
特定非営利活動法人 人と木は、山口県長門市阿惣ダムにて「山に木を植えて、海を豊かにしよう!」を開催。海と森とのつながりや、森を育てる大切さを林業に携わる人などから学ぶとともに、ヤマザクラの植樹を行いました。
2024.11.28
特定非営利活動法人 人と木は、福ノ杜林業、久保田林業、長門市地域おこし協力隊、一般社団法人リフォレながとにご協力いただき、2024年11月10日(日)に海と森とのつながりや海と山の双方の大切さを知る子どもや保護者を増やすため<山に木を植えて、海を豊かにしよう!>を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
山口県長門市阿惣ダムそばでヤマザクラの植樹を行います。森で作られた養分が森から川へ流れて、海を育て豊かな環境にしていきます。その海と森とのつながりのお話や、森を育てる大切さを林業に携わる人などから学び、植樹を行います。
日程
2024年11月10日(日)
開催場所
阿惣ダム(山口県長門市油谷河原)
参加人数
未就学〜小学生10名 保護者8名
協力団体
福ノ杜林業、久保田林業、長門市地域おこし協力隊、一般社団法人リフォレながと
海と森とのつながりのお話や森を育てる大切さの話
参加者は10:00から当法人 人と木のスタッフから、海と森のつながりついての話を聞き、その後、久保田林業の方から海や森にとって木がどんな状態だといいのかというお話を聞きました。
森と海は川で繋がっていて、海で育つ海藻やプランクトンに鉄などの大事な栄養が森から流れて海まで届き、豊かな森ができることを知ったり、木と木が過密になると良い森にならないので手を入れて管理し、たくさん葉っぱがつく大きい木が育つ森にしないと生き物も住まなくなり、たくさんの栄養が作られず土砂崩れもおこってしまうことなど、色々な話を大きな絵を見ながらや、実際の森を見てお話を聞きました。
ヤマザクラの植林
海と森のつながりの話や、よい森がどんな状態なのかの話を聞いた後は、福ノ杜林業の方より今回植える木のお話を聞き、植林の仕方を学び、実際に植林を行いました。
今回の植樹をする木はヤマザクラです。木のあてっこなどをしてヤマザクラの木の特徴を教えてもらいました。ヤマザクラのことを教えてもらってからは、今度は実際に植えるところを見ながら、みんなで植林するときにどんなことが大事なのかを学んでいきます。その後、実際にみんなで植林を行っていきました。今回植林したのはダムの横の造成地なので土が固く、通常より大きく穴を開けて苗木の周囲の土を柔らかくしたり、枯葉を混ぜたりして、サクラがしっかり根付くように植林を行いました。
最後に植えたサクラが大きく育つ事を祈って終わりました。
参加した子ども・保護者からの声
子どもからの声
・土が固かったけど穴を掘るのが楽しかった。
・植えた苗木はとても小さかったけど、大きく育つのが楽しみ。
・木を植えて、海にたくさんお魚が増えるといいなと思った。
保護者からの声
・ちょうど子どもの誕生日で記念になった。また様子を見に来たい。
・植林するのは初めてで、勉強になった。
・子どもが楽しそうに手伝ったりするのを見て、いい時間を過ごせたと思う。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:18人