【参加者募集中】小学生がいみずサクラマスを捌いて新しい郷土料理を考える 『日本さばける塾 in 富山県』を開催
一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人とやまミライラボは、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 富山県」を1月18日(土)に開催いたします。
2024.12.05
一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人とやまミライラボは、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに「海を味わう十の技法」による調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 富山県」を1月18日(土)に開催いたします。
扱う魚は射水市で養殖が進められているいみずサクラマス。魚のさばき方を学ぶだけではなく、豊かな資源を将来に残すために取り組まれている養殖事業の大切さを知り、いみずサクラマスを使った新たな郷土料理を考えます。子どもたちが考えたメニューのうち最も優れているものは実際に飲食店で提供されます。
なお、12月1日(日)〜12月22日(日)まで参加者を募集中です。(参加方法はイベント概要参照)
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
「日本さばけるプロジェクト」公式WEBサイト:https://sabakeru.uminohi.jp/
「日本さばける塾」は、魚をさばくことでえられる喜びや感動を入口に海が好き・海を大切にしたいという想いをはぐくむことを目的とした海洋教育講座です。2024年度は魚を実際にさばくことを入口に「海を味わう十の技法」による調理体験を通じて、地元に伝承される郷土料理、または新たな提案型の郷土料理を作り・学ぶ機会づくりをし、日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げることを目的に実施します。
富山県射水市で開催する「日本さばける塾in富山県」のテーマは、“漁業の現在・未来をみつめ、富山湾の恵みに感謝しよう”です。土屋鮮魚店で旬の魚や海の問題について学び、近年の漁の変化から現在をみつめ、射水市で進められている養殖事業について、いみずサクラマスの取り組みを学び、漁業資源を守り未来へ受け継いでいく気持ちを育みます。魚や海について学び、海に関わる人たちに感謝の気持ちが芽生えたところで、調理講師・東海勝久さん(株式会社IMATO)に教わりながら最後はいみずサクラマスをさばいて親子で料理に挑戦し、おいしい海の幸に感謝しながらいただきます。実施後には、親子でいみずサクラマスを活用した新たな郷土料理を考案し、最も優れていると思われるメニューに関してはIMATOで実際にメニューとして提供することになっています。参加者には、魚をさばくことができた証として「さばけるライセンス」も授与されます。
<イベント概要>
イベント名 | 日本さばける塾 in 富山県 |
日時 | 2025年1月18日(土)9:00~13:30(受付開始 8:45~) |
開催場所 | 射水市大門総合会館(富山県射水市大門67) |
アクセス | ・あいの風とやま鉄道 越中大門駅より 徒歩約5分 ・大門口バス停より 徒歩10分 ・北陸自動車道小杉インターより 車で10分 |
プログラム | ①土屋鮮魚店で旬の魚・海の問題について学習 ②射水市で行われている養殖事業・いみずサクラマスについて学習 ③参加児童がいみずサクラマスをさばき、料理に挑戦。親子で試食 |
講師 | 東海 勝久さん(株式会社IMATO 代表取締役) |
参加者 | 8組16名(小学生と保護者) |
参加方法 | 海と日本プロジェクトin富山県のホームページ(https://toyama.uminohi.jp)より応募
※応募締切は12月22日(日)まで |
主催・協力 | 主催:一般社団法人とやまミライラボ、一般社団法人 海のごちそう推進機構 共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト 協力団体:株式会社IMATO、土屋鮮魚店、堀岡養殖漁業組合 |
<海を味わう十の技法について>
2013年にユネスコの無形文化遺産となった「和食」。その調理法として定義されるのが、「切る」「煮る」「焼く」「揚げる」「蒸す」という「和食五法」。
これに海の恵みと向き合うために培ってきた、「締める」「醸す」「干す」「燻す」「漬ける」の調理技法を加えたもの。それが「海の味わう十の技法」です。