海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

体験型企画展【プラスチックプラネット〜忘却の沼・手賀沼編〜】を開催しました!

手賀沼まんだらはNPO法人issue+designと協働し、「プラスチックプラネット〜忘却の沼・手賀沼編~」を開催。ごみの展示を通して人間のエゴが与える影響を学び、「うみごme」キャラを描くことでごみに繋がる気持ちを表現しました。

2024.12.06

手賀沼まんだらは、NPO法人issue+designと協働し、11月17日(日)に「プラスチックプラネット〜忘却の沼・手賀沼編〜」を開催いたしました。

海ごみの8割は街から出ます。ごみにまつわる人間のエゴを、展示を通して調査団(来場者)に伝え、調査団自身のごみに繋がる気持ちを「うみごme」キャラを描くことで表現してもらいました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
人間のエゴがごみにどう影響を与えるのかを展示を通して調査団(来場者)に伝えました。また、調査団自身がごみに関連する気持ちを表現するために「うみごme」を描くワークショップも実施しました。
日程
2024年11月17日(日)
開催場所
柏の葉 カンファレンスセンター
参加人数
200人
協力団体
柏市環境政策課、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)、NPO法人issue+design

プラスチックプラネットへようこそ

あー、あー、調査団のみなさん、聞こえますか。
私は、地球に最後に残った人類、みなさんの祖先、シオリです。
2xxx年、あんなにも美しい惑星だった地球は、ごみの星となりました。
私たちは毎日、自分たちが何を消費しているのか、捨てたものがどこにいくのかも考えないまま、はやくて・べんりで・かんたんなものを選び続け、地球を消費し続けました。
あの日、調査団のみなさんが地球を旅立ったあと、残った人類は「地球を覆うごみ」の研究をはじめました。
自分たちがこれまで何をしてきたのかに向き合うためです。
研究を進めるにつれて、謎の生命体の存在が明らかになりました。
私たちは彼らを「うみごme」と名付け、対話を試みたのです。
彼らは自分たちがなぜ生まれたのか、何によってできているのかを話してくれました。
驚くべきことに、彼らは「謎の生命体」ではなかったのです。
彼らは私たちであり、私たちは彼らだったのです。
残念なことに、私たちは地球を回復することはできないまま、私がさいごの一人となってしまいました。
すべてはもう、遅すぎたのです。
最後にせめてもの贈り物として、私たちの研究結果をここに残しておきます。
彼らは私たちであり、私たちは彼らである。そのことを、けして忘れないでください。
さようなら。

ごみの定点観測

手賀沼まんだらは、某駅で「ごみの定点観測」を実施しました。
わたしたちは、展示の一環として日曜日の16時〜20時、人通りの多い時間帯に駅のデッキにゴミ箱設置し、1時間ごとに開け、中の様子を記録しました。この観察から、時間帯によってゴミの内容が変化することが明らかになりました。
具体的には、16時〜18時の間は軽食や飲み物の容器が多く見られましたが、18時以降になるとアルコールの缶やビンが増えるなど、人々の生活習慣がゴミの内容に反映されていました。
この活動を通じて、私たちは日常生活で発生するゴミがどのように生まれ、海ごみに繋がるのかを改めて考えるきっかけを得ました。今後もこのような観察を継続し、環境問題への理解をさらに深めていきたいと考えています。

参加した子ども・保護者からの声

・はじめてみた!
・人口芝もマイクロプラスチックになるなんて知らなかった
・ゴミ箱は街に必要な設備なのかもしれない
・わたしたちがやっていることが展示されていた
・ごみに社会情勢が反映されているのが良いね

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:200人