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【実施レポ vol.8】出張!うみごme@東京都荒川区

『うみごme』は、一人ひとりの心のなかに潜む小さなエゴを可視化することで、海ごみを生み出している社会と自分に向き合い、海ごみの「回収」から「抑制」へとつなげることに挑戦しています。今回は、日本環境教育フォーラムさんにお声がけいただき実施した内部向けの対話型ごみ拾いプログラム「うみごme」ワークショップの様子をレポートします。

2025.10.22

【実施レポ vol.8】出張!うみごme@東京都荒川区

うみごme: https://issueplusdesign.jp/umigo_me/
日本環境教育フォーラム: https://www.jeef.or.jp/

開催概要

日時: 2025年8月29日(金)10:00〜12:00
場所: 公益社団法人日本環境教育フォーラム(東京都荒川区西日暮里)
主催: 公益社団法人日本環境教育フォーラム
対象者・参加人数 :内部スタッフ 5名

西日暮里の駅前でのごみ拾い

公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF : Japan Environmental Education Forum)は、体験と対話を重視した環境教育で、持続可能な社会づくりを担う人材を育成するNGOです。海洋プラスチックごみに関する環境教育出前授業もされていらっしゃる中で、うみごmeに興味を持っていただき、内部スタッフ向けの勉強会というかたちで開催させていただきました。


秘蔵トングでごみ拾い

参加者は、子ども向けワークショップを担当されていらっしゃる方や会員・寄付担当の方、学生インターンなど5名。オフィス周りのごみが常々気になっていて・・・というご希望もあり、オフィス周辺のごみ拾い+対話のワークを行いました。


海ごみをアップサイクルしてつくられたエコバッグをごみ袋に使われてました!

異国情緒が漂うごみの数々

トングとごみ袋を持って、いざ出発!オフィスの目の前が線路脇で、そのまま駅に向かって歩いていきます。たばこ、ボール、朽ちた植木鉢、ストロング缶、ひとまとめになったごみ袋。

コンクリートの排水の穴の中には、押し込まれたごみが。引っ張りはじめるとマジックのようにズルズルズル・・・とごみが出てきます。手前にたばこのごみがあったと思えば、奥からはビニール袋、お菓子の袋と地層のように現れます。


ひきずりだされるごみたち(足元)

通りには、アジア系のローカルショップが何店舗か並んでいます。そのショップで買ったと思わしき、お菓子や「かみたばこ」のごみも。現地では、かみたばこを噛んでそのまま道に捨てるのは日常のよくある風景のようで、コンクリートがかみたばこで変色するほど、捨てられていました。

また、ごみ集積所には散らかったごみの姿となにやらネズミらしき動物の死骸も・・・。袋には齧られたあとがあり、そこからごみが流出していました。


左:散らかったごみ袋 / 右:かみたばこで変色したコンクリート

オフィスに戻って、うみごme

1人1冊ずつワークブックをお配りし、ワークを進めていきます。最初のワークは「なぜ、ごみが落ちていたのか」を考えるワークです。1人ずつ考えを深めてから、共有していきます。
「意外に理解可能なごみが多かった。この辺りの暮らし、生活に関係するごみばかり」「片側車線だし、このあたりは人目が少ないから捨てやすいのかも」「半月ほど前にごみ拾いをしたときよりもごみが少ない印象。最近暑かったから、出歩いているひとも少ない気がする」といった感想が共有されました。

その後、特に印象に残ったごみをうみごmeで分類していきます。「ボロボロに経年劣化したプラスチックの植木鉢は“うっかりごみ”かな」「年季の入ったボールは、公園が上のほうにあるから風や雨で転がってきたのかも。“落とし物ごみ”」「外国のお菓子の袋のごみは“買わせっぱなしごみ”かなと最初は思ったけど、売る側もここで食べることは想定していないだろうしなぁ」など、それぞれの推察とともに社会の姿が語られていきました。


左:今回多かった異国のお菓子袋 / 右:かみたばこ廃棄用に設置されているごみ箱

他人のごみから、自分のごみを見つめ直す

ここまでは今日拾ったごみの話でしたが、ごみについて考え、気持ちについて考えるうちに、自分の暮らし方や消費・生産のあり方についても考えていくことになります。
普段、環境教育をされていらっしゃるみなさんはどんなうみごmeを描かれるのかな?と興味津々で見守っていると、なんとも正直なうみごmeたちの姿が!


このたび封印されたうみごmeたち

・べんりだしごみ:必ずこれじゃないと!と思い、使っているものがある。部屋を掃除するときのウェットティッシュとか。これも消毒をプシュッとして拭けば使い捨てじゃない。やり方を変えていけるかも
・つい「お願いします」ごみ:エコバックは持っているんだけど、少し買いすぎちゃったり、おおきめのものを買ったときに「袋をつけますか?」と聞かれるとついつい「お願いします」と言ってしまう。もうちょっと大きめのエコバックにしようかな
・最後まで使わないごみ:コスメが好きで買うんだけど、最後まで使い切らずに捨ててしまう・・・。安いから買うんじゃなくて、ちゃんと考えて買って、使い切る
・見てみぬふりごみ:部屋にはごみ未満みたいなものがたくさんある・・・。見て見ぬふりをしない
・あらがえないごみ:お惣菜のパックのごみが一番多い。忙しい時期は特に多くなってしまう。最近は暑くて朝早く起きるから、その時間を使って家事をやろうかな

最後の感想共有では、「自分の内面に問いかけるプログラムで新鮮だった」「自分の行動を振り返って終わりというパターンが多い中、ちゃんと描いて別れるというのが良かった」など、環境教育という視点でプログラムについてフィードバックをいただけて、とても嬉しかったです。
「環境教育に携わる仕事だから、周りのひとの環境意識が高いことで自分の意識も高まる。ついつい、ちょっとくらいいいだろう・・・と思いがちだけど、周りの目が気になってできない笑」というお話しも聞かせていただきましたが、少しずつでもみんなの意識が変わっていけば、それが特別なことではなくなる、のかも知れませんね。


今回お声がけいただいた鴨川さん(子どもの思考力の発達やファシリテーションの専門家)

まだまだよいプログラム、プロジェクトにしていけるよう、日進月歩で頑張りたい所存です。
日本環境教育フォーラムのみなさん、おつかれさまでした!

うみごmeでは、うみごmeの考え方を通じて海ごみの削減のためのアクションを共におこす『うみごmeフレンズ』を募集しています。
本プロジェクトについてのお問い合わせ・ご相談は、issue+designのWEBサイトよりお願いいたします。
https://issueplusdesign.jp/contact/

<団体概要>

主催 | 公益社団法人日本環境教育フォーラム
1990年に設立され、国内外の学校や地域、企業、行政と連携しながら、人と自然、人と人とのつながりを育む教育活動を推進しています。森林や川、海などの自然環境を舞台にした体験型プログラムや、地域資源を活かした学びの場づくり、さらに国際協力を通じてアジアを中心とした環境教育のネットワーク形成にも力を注いでいます。また、子どもから大人まで幅広い世代が主体的に環境課題を考え行動できるよう、教材の開発や人材育成にも取り組んでいます。
https://www.jeef.or.jp/

助成 | 日本財団 海と日本プロジェクト ~ CHANGE FOR THE BLUE ~
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。 海の豊かさを守り、海にごみを出さないという強い意思で日本全体が連帯し、海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦を実現していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

参加人数:5人