海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

新居浜工業高校の生徒を海事都市・今治の造船所並びに舶用機器製造事業所へご招待し、見学会を開催しました!

一般社団法人 日本中小型造船工業会と今治商工会議所は、2025年10月2日(木)、造船・舶用産業のものづくりの魅力に触れ、興味・関心を深めてもらうことを目的として、新居浜工業高校情報電子科生徒の皆さんを「海事都市・今治」に所在する造船所及び舶用機器製造事業所に招いて、見学会を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2026.03.04

新居浜工業高校の生徒を海事都市・今治の造船所並びに舶用機器製造事業所へご招待し、見学会を開催しました!

イベント概要

・開催概要:造船所並びに舶用機器製造事業所の見学会
・日程:2025年10月2日(木)
・開催場所:株式会社新来島どっく大西工場、潮冷熱株式会社本社・大西事業所
・参加人数:28名(生徒26名、引率教員2名)
・協力団体:四国造船協議会、四国運輸局

(株)新来島どっく本社・大西工場の見学

 午前中は、株式会社新来島どっく本社・大西工場を訪問し、会社の概要説明と工場見学を行いました。まず、同社会議室において、会社概要や同工場で建造される船舶の説明があり、直近ではケミカルタンカーや自動車運搬船を建造しており、自動車運搬船にあっては、次世代燃料であるLNG燃料船を4隻連続で建造したことや、これに先駆けグループ会社で建造された船舶は、同社の技術が集約され、当時国内初となるLNG燃料自動車運搬船として高い評価を受け、日本で建造された話題の船舶の中から最も優れた船に与えられるシップ・オブ・ザ・イヤーを2020年に受賞したことが紹介されました。また、自社独自の研究施設で技術開発が盛んに行われ、新技術の特許出願数は同規模メーカーと比較すると群を抜いており、その技術力を活かして世界に唯一の特殊な構造を持つ船舶を複数建造されていること等の説明がありました。
 続いて、工場見学では建造工程順に要所で説明を受けながら作業の様子を見学し、1枚の鉄板がぎょう鉄により船のなめらかな三次元局面へ形成されていく職人の熟練した技術や、形成された鋼材を溶接でブロックに形成し、それを更に組み上げて船の形にしていく船舶ならではの独特な建造方法に生徒も興味津々な様子で、終盤には、ドック内で次第に形作られている大型建造船や係留岸壁で竣工間近の新造船を目の当たりにし、生徒は船づくりのスケールの大きさや物づくりの楽しさに感心しているように見受けられました。
 会議室に戻ってからは質疑応答の時間が設けられ、生徒からは、配属される部署や必要な資格等、入社を想定した質問も寄せられ関心の高さがうかがえました。同社からは食・住等の福利厚生面も充実させている旨の説明があり、将来を担う人材を大切にしていくという姿勢が感じられました。
 見学会終了後には、同校OBの社員を交えて一緒に弁当を食べながら、先輩の経験談やアドバイスに耳を傾け和やかな時間を過ごしました。

 

潮冷熱(株)本社・大西事業所の見学

 午後からは、舶用機器製造事業者である潮冷熱株式会社の本社及び大西事業所を訪れ、会社概要説明と工場・本社社屋の見学を行いました。
 概要説明では、主にエアコン・冷蔵冷凍庫・エレベータを製造しており、高い技術力が評価され、いずれも国内トップシェアであること、また、大型客船にも同社の冷蔵冷凍庫が導入されており、多数の乗客乗員の食を衛生面から支えていることが紹介され、同社が船舶に特化し、船舶の運航を生活面から支える重要な役割を果たしていることを学びました。
 工場見学では、製造中の船舶用エアコンの製造工程を見学し、まず工程管理についての説明を受け、次に鉄板が次第に製品の形状に組み立てられる様子や、製品内部に複雑に入り組んだ配線や配管などの施工を実際に見て、精密な作業を手際よくこなす熟練の技を肌で感じることができました。
 続いて、市内の高台にある本社に移動し、2009年に完成した社屋を見学しました。4階建てのガラス張りの外観のとおり、社内は明るく開放感があり、また、社員が働きやすいように工夫を凝らした各業務スペースの見学では、人材を大切にする社風が感じられ、生徒は興味深く説明に聞き入っている様子でした。
 最後に、見学で紹介された内容をまとめたクイズが振り返りとして出題され、この日一番の盛り上がりで見学会を締めくくりました。

 
 今回の2社の工場見学会を終えて、生徒からは、「働く方々の真剣な姿勢や安全への配慮も印象的で、ものづくりの迫力と責任感を強く感じた(新来島どっく)」という声や、「船の内側で活躍するクーラーなどの機器の力が、いかに船を支えているかを知れた(潮冷熱)」という声が聞かれました。

 今回、実際に造船・舶用産業の現場を見ていただき、ものづくりの魅力を大いに感じていただけたのではないかと思います。生徒の受入れにご協力いただきました、株式会社新来島どっく様、潮冷熱株式会社様、関係各所の皆様、ありがとうございました。

参加者からの声

・実際の造船現場のスケールの大きさに圧倒されました。巨大な船が造られていく工程を間近で見ることで、普段の生活では想像できない技術や作業の細かさを知ることができました。働く方々の真剣な姿勢や安全への配慮も印象的で、ものづくりの迫力と責任感を強く感じました。
・自分の住んでいる愛媛県にこんなに大きい規模の会社があるんだと驚きました。
・現在製作途中の船の様子を見て、船のスケール感に圧倒されました。約一時間強にわたる見学で、工場の約半分を見て、隅々まで整備されたところや、大きな機械が動いて作業している様子に感動しました。
・船についての興味・関心が今回の工業見学を通してさらに深まることができました。作業工程を直で見ることができたので、面白かったです。
・船をつくるところの見学はしたことがあったけど、その出来た船の中身にどういうものが入っているのかということは勉強したことがなかったのでとてもいい経験ができたと思います。
・とても感動しました。作業を分担したり、本社でも働きやすいような工夫がなされていてすごいなと思いました。
・今回の見学を通して、船の内側で活躍するクーラーなどの機器の力が、いかに船を支えているかを知ることができました。船を作り上げる工程で、こういった内装の面での作業もたくさんあるんだなと職業観も広がりました。

<一般社団法人 日本中小型造船工業会>
団体名称:一般社団法人 日本中小型造船工業会
URL:https://www.cajs.or.jp/
活動内容:日本の中小型造船業の経営基盤強化、技術向上、人材育成を通じて業界の発展を支援する団体です。1959年の設立以来、研修事業や調査研究、労働安全・環境対策、国際協調の推進など多岐にわたる活動を展開し、関連産業および日本経済の発展に寄与しています。


日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:28人