みんながフラットにつながる海の体験 「RAINBOW UNIVERSAL MARINE CAMP 2025 in Nonami」を開催しました!
<主催者 一般社団法人WATER BRIDGE>は、障がいのある方もサポーターも運営スタッフも分け隔てなく海を楽しむ機会をつくることを目的に、2025年7月19日、島根県松江市の野波海浜公園で「RAINBOW UNIVERSAL MARINE CAMP 2025 in Nonami」を開催しました。 当日は、6種類のマリンアクティビティに加え、すいか割りやランチ、海の漂流物を使った音遊びも実施し、参加者同士が自然に関わり合える時間となりました。障がいのある方11名、サポーター33名、運営スタッフ5名が参加し、海を介した交流の輪が広がる一日となりました。
2026.03.31

イベント概要
・開催概要
「RAINBOW UNIVERSAL MARINE CAMP 2025 in Nonami」は、障がいのある方もそうでない方も、海を通じて自然につながり合える場を目指して開催した体験型イベントです。会場となった野波海浜公園では、サーフィン、シングルサップ、ビッグサップ、ユニバーサルサップ、モビチェア、クリアカヤックの6つのマリンアクティビティを実施しました。体験後には、すいか割り、ランチタイム、海の漂流物を使った音遊びも行い、年齢や立場の違いを越えて一緒に楽しめる時間をつくりました。参加者は11歳から61歳までと幅広く、島根県、鳥取県などから集まりました。障がいのある方のために何かをしてあげる場ではなく、サポーターも運営スタッフも含め、その場に集まった全員がフラットな関係で海を楽しむことを大切にしたイベントです。
日程:2025年7月19日(土)
開催場所:島根県松江市・野波海浜公園
参加人数:障がいのある方11名、サポーター33名、運営スタッフ5名
海を通じて、誰もが同じ場で楽しめる時間をつくりました
本イベントでは、海での体験を通して、障がいの有無にかかわらず誰もが同じ場で楽しめる環境づくりを目指しました。当日は、アクティビティを楽しむ参加者とサポーターの双方に多くの笑顔が見られ、海辺で過ごす時間そのものが交流のきっかけとなりました。誰かが一方的に支える、支えられるという関係ではなく、ビーチに集まった全員がそれぞれの立場で関わりながら、一緒に時間をつくっていく空気が生まれていたことが大きな特徴です。
また、初めて海に入る参加者2名も参加し、どちらも楽しそうな様子が見られました。保護者からは、「支援してもらえる環境の中、保護者だけでは実現しづらい体験ができた」という感想も寄せられ、海辺での新しい体験機会としての意義が感じられる場面となりました。海に親しむ機会が限られがちな方にとっても、安心して参加できる体験の場になったことがうかがえます。


継続開催で得た学びを生かし、より安心して参加できる運営を目指しました
当日は、昨年度の反省を踏まえて、最初に体験するアクティビティをあらかじめ決めていたため、イベント開始後の動き出しがスムーズになりました。さらに、開催前にはインストラクターを中心に、肢体不自由のある方への介助の仕方について研修会を実施しており、当日はその学びが実際のサポートに生かされました。イベントを重ねるなかで得た経験を次の運営に反映していることも、本取り組みの大きな特徴です。
一方で、当日は猛暑の中での開催となり、暑さ対策が大きな課題として残りました。冷却グッズや飲料水の提供、日陰用テントの設置、20分に1回の休憩設定などを行いましたが、参加者1名が熱中症の症状を示し、救急搬送される場面もありました。インストラクターが異変に気づき、看護師による適切な判断のもと迅速に対応できたことで大事には至りませんでしたが、次年度に向けては、休憩スペースの充実、更衣室の暑さ対策、熱中症対策マニュアルの整備、開催時期や時間帯の見直しなど、より安心・安全な運営体制の強化が必要であることが明確になりました。

参加した子ども・保護者からの声
保護者からは、「支援してもらえる環境の中、保護者だけでは実現しづらい体験ができた」との声が寄せられました。また、アンケートでは「楽しかった」「貴重な体験だった」といった感想が多く見られ、障がいのある方々が安全にマリンスポーツを体験できる場であることや、多くの人が協力してイベントをつくり上げている点が高く評価されました。親子で楽しめたという声や、「来年も参加したい」という意見も多く寄せられています。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人WATER BEIDGE
URL:https://waterbridge.or.jp/
活動内容:島根県松江市島根町の海沿いエリアを拠点に、「海や自然を通じた交流と学び」をテーマに活動する団体です。ユニバーサルなウォーターアクティビティの普及活動やビーチクリーンを始めとした水辺の環境保全活動、マリンアクティビティツーリズムを通じて地域振興と持続可能な未来の実現を目指しています。
「水辺の架け橋」をキーワードに、海や自然、地域、人々をつなぎ、すべての人が自分らしく楽しめる社会の実現を目指し、自然との共生と地域の魅力を広げる活動を展開しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:49人