冬季にごみが流れ着く若狭湾で海洋プラ問題を考える 若狭湾ビーチコーミング日帰りエコツアー を開催! 日本海の漂着ごみ問題を知って考えることから始めてみませんか?
公益社団法人 大阪自然環境保全協会は、2026年3月1日(日)に『海洋プラ問題を考える 若狭湾 ビーチコーミング日帰りエコツアー』を開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催しました。
2026.03.31

三松海水浴場(福井県大飯郡高浜町)
食見海岸(福井県海浜自然センター前)
イベント概要
team.虹鰓(チームにじえら)は、公益社団法人 大阪自然環境保全協会の海洋プラスチックごみ問題について活動するチームです。大阪湾においても、漂着ごみ、特にプラスチックごみの問題を抱えています。かけがえのない自然環境を守るために、私たちが取り組めることは何か?その答えを見つけるために、大阪湾を飛び出して、冬季に海流に乗ってごみが流れ着く若狭湾に行って、ごみをたくさん拾い集めることではなく、漂着物や打ち上げられた貝等を観察するとともに、漂着したごみの現状をじっくり見て、どこから来たのか、どうしてごみになったのかを考えるプログラムを開催しました。
・日時 2026年3月1日(日)8時~19時
・開催場所 福井県大飯郡高浜町 三松海水浴場・若狭和田ビーチ
福井県三方上中郡若狭町 福井県海浜自然センター・食見海岸
・参加人数 大人8人・子ども5人 (スタッフ8人・講師1人)
三松海水浴場&若狭和田ビーチでのビーチコーミング・観察
京都府から福井県に拡がるリアス式海岸の若狭湾にある三松海水浴場と若狭和田ビーチにてビーチコーミングと漂着ごみの観察をしました。どちらもきれいな白砂の浜で、冬季には、北西季節風と海流の影響で、中国大陸等からの漂着ごみが多く見られます。若狭和田ビーチでは、カバザクラ、ブンブク、アオイガイ、ウニなどの殻を拾われている方がいました。三松海水浴場は、若狭和田ビーチよりも貝殻などは少なかったですが、ハングルで書かれた旗、中国語で書かれたペットボトルや日本語でのペットボトルなどプラスチックごみが打ちあがっていました。網や仕掛けなどの漁具も多く見られました。少し風がありましたが、移動中に若狭町特産の梅の花が満開で春の訪れを感じることもできました。


Anomiana前田和代さん(フィールドネーム名:ぺん。ちゃん)のワークショップ
若狭湾で『海ごみが生まれない社会への挑戦』をスローガンに活動しているAnomianaの前田さんに、福井県海浜自然センターに隣接する食見海岸でワークショップを実施していただきました。
まず、海洋自然センターの研修室で、Anomianaの活動や、漂着物が海流によりどのように流れて来るかの説明を聞き、その後に食見海岸で五感を研ぎ澄ませて漂着物を探しました。各人が気になった漂着物を研修室に持ち帰り、その理由を披露して全員で共有しました。軽石やメノウを拾った方、干物になったカワハギを拾って来た方もいました。そして、SDGsの目標にある『海の美しさや森を守り、温暖化を防ぐこと』が、他の目標を成り立たせる基盤になることを教えていただきました。
本日のテーマは「自分でできることを考える」ビーチコーミングから海岸ごみの流れを知り、それぞれが考えるきっかけになったと思います。

参加者からの声
【お子さん】
・今日、貝殻と軽石などを拾って楽しかったです。
・フツーに楽しかった。ウニが思ったより、シュールな雄型だった。
【保護者】
・普段できない体験ができて、とても楽しかった
・いつも大阪湾で磯遊びなどしているので、今回、いつもと違う福井の海を見られて良かった
・シーグラスの何倍もの量のプラスチックを目にし、分別以外にもできることはないかと考えたい
<団体概要>
団体名称:公益社団法人 大阪自然環境保全協会
URL:https://www.nature.or.jp
活動内容:私たちは「身近な自然を大切に」を基本に、自然を知り、自然を守る人を育て、自然の大切さを社会に広く伝えるために、様々な活動に取り組んでいます。そして、これらは会員のボランティアによって支えられています。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:22人