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世界初・⽇本発の津波防災プロジェクト
「#beORANGE」をスタート

2016.07.20

⼀般社団法⼈防災ガール(代表理事:⽥中美咲以下、防災ガール)は、これまでになかった“海の防災”・“津波防災”のあり⽅を、「オレンジ」をキーカラーに提唱・実現するプロジェクト「#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)」を開始いたします。

「#beORANGE」公式サイト
URL:http://beorange.jp/

■海の街にオレンジの旗を⽴て、「津波防災」を⽇常に。
愛知県(⽥原市)、静岡県(下⽥市)、⾼知県(⾼知市)の海をオレンジにします。

⽇本の太平洋沿岸・海沿いの地域は、「南海トラフ巨⼤地震」による津波被害が懸念されています。
「#beORANGE」プロジェクトでは、8⽉23⽇(⽕)に愛知県(⽥原市)、9⽉3⽇(⼟)・4⽇(⽇)に静岡県(下⽥市)、10⽉(予定)に⾼知県(⾼知市)にて、約100本の「オレンジフラッグ」の掲⽰を開始※します。

(※…各地域のハザードマップ・浸⽔予測図に基づき、指定の「津波避難ビル」や学校施設・マンション等に設置。期間等の条件は地域により異なります。)

「津波防災」が⾝近にあれば、⼈々の避難⾏動は加速し、⼆次的な被害を防ぐことに繋がる。
この考え⽅に基づき、「#beORANGE」では各⾃治体・⾏政機関・地域の⼈々に、フラッグの意味を周知し、活⽤を継続でき、定期的な防災訓練に「津波防災訓練」を容易に導⼊できる仕組みを構築。
「津波防災」の新しいロールモデルとして、他地域への展開を図ってまいります。

■⼈々が海と共存し続けるための、世界初・⽇本発の試み
「万⾥の⻑城」とも呼ばれる⾼さ10メートルもの防波堤をつくり、「津波防災の町」として有名だった岩⼿県⽥⽼町(たろうちょう)は、2011年3⽉、東⽇本⼤震災による津波で甚⼤な被害を受けました。
しかし今、東北・三陸沿岸では再び、総延⻑400キロもの「巨⼤防潮堤」が⽴てられようとしています。
「津波の被害が出たら、防波堤を作る。」
そのような対策だけでは、海との共存⽂化は衰退・⼈々の防災意識は希薄化し、また同じことが起きうる。
防災ガールは「同じことを繰り返す防災をやめたい」と思っています。

「TSUNAMI」は、いまや世界の共通語です。
数多くの津波被害に⾒舞われてきた⽇本には、率先して「⼈々が海と共存し続けられる仕組み」を作り、「地域を問わず、どこでも容易に取り⼊れられる津波防災モデル」として⽇本全国、そして世界に⽰していく使命があると考え、本プロジェクトの⽴ち上げに⾄りました。
防災ガールではこの新しく、シンプルな津波防災のモデルを、全国、そして世界へと発信してまいります。

■オレンジは、津波防災の⾊。
オレンジは、⻘の対照⾊とされ、海で遊ぶ⼈々・沿岸部で⽣活する⼈々にとって最も視認性の⾼い⾊です。
また、「失敗しても諦めない」「⾏動に移してから学ぶ」「喜びを分かち合う」という意味を持つと同時に、ショックやトラウマを表す⾊でもあります。
災害という脅威に、⼈はショックを受けるからこそ、「失敗しても諦めず」、「⾏動に移して学び」、「喜びを分かち合う」必要があります。海に映える⼣焼けの⾊・オレンジで、⼈々の⼼と命を繋ぎたいとの想いからキーカラーとして採択しました。

■海の⽇(7/18)は、都内でオープニングイベントを開催!
「#beORANGE」プロジェクトのスタートに伴い、来たる「海の⽇」にオープニングイベント(参加費無料)を開催。
⽼若男⼥誰もが参加でき、渋⾕付近・お台場をオレンジで染めるウォーキングイベントです。
イベント詳細・参加申込ページ:
URL:https://www.facebook.com/events/315460468786078/

<本プロジェクトに関する報道関係者のお問い合わせ先>
「#beORANGE」プロジェクト広報・PR担当:千⽥
TEL: 080-3214-5319 MAIL: bosai.girl@gmail.com