2016 Miho Cup 7th & パドルボードで海の宝ものをさがそう 海と日本プロジェクト
2016.08.24
パドルボードの競技観戦や試乗をつうじて、マリンスポーツの楽しさを体験することで、より身近に海の存在を感じてもらう。
日程
8月6日(土)、8月7日(日)
開催場所
静岡県静岡市清水区三保内浜海岸
主催
三保水中生物研究会
共催
北海道大学
参加人数
70名
【2016 Miho Cup 7th】
「三保の松原」に近接する静岡市清水区の三保海水浴場。ここでは毎年8月にパドルボードとウインドサーフィンの大会が開催されています。参加者は地元の小中学生からプロまでさまざま。8月6日、30度を超える暑さの中、海水浴客でにぎわう海岸で、パドルボードのレースにつづき、ウインドサーフィンのレースがおこなわれました。
【パドルボード体験】
レース観戦者や海水浴客がパドルボードを体験。なかには競技に参加するため、御前崎からやってきた中学2年と3年のウインドサーファーの少年少女も!?
パドルボードはサーフボードの上に立ち、オールを使って漕ぐスポーツで、上達するとサーフィンのように波に乗ることも可能です。立って乗ることからスタンドアップパドルボードといい、一般には略して「SUP(サップ)」。波のないときは、カヌーのように海面を移動しますが、初心者はまず、ボードの上に正座をしてオール漕ぎからスタートします。
試乗体験者の指導にあたった三保水中生物研究会代表で、東海大学海洋学部講師の鉄多加志(てつ・たかし)先生の話では、パドルボードの起源は不明。ポリネシアなどの海洋民族が、海に浮かべた板を移動手段に使ったのが始まりだったのでは?と推測されているそうです。
海水浴初体験という小学5年生の少年や幼児も参加。ライフジャケットを装着し、なれた大人がついていれば、ボードから落ちても安全。山梨県から家族が運転する車でやってきた初海水浴の少年は、鉄先生の指導でボードに座り、いざ、海へ。「子どもの場合、座ったままオールの漕ぎ方を覚えると、すぐに立ち上がる子が多い」と鉄先生がいうとおり、海水浴初体験少年も、ボードの上でスッと立ち上がり、スイスイ漕ぎだして、鉄先生と並んで30分ほど試乗。母親が待つビーチに戻ると、「面白かったぁ!」と第一声。つづいて「また、やりたい!」と声を弾ませていました。
2日間の参加者は70名、海から戻ってくると、全員が異口同音に「楽しかった、また、やりたい!」と満面の笑み。パドルボードは年々人気が高まっていますが、三保海水浴場にカラフルなボードが並ぶ日も遠くないかもしれません。
その他
その他特記事項
告知チラシ
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています