2020 Sea級グルメスタジアム in 愛媛 〜海と日本PROJECT〜
愛媛県立長浜高校の生徒たちが地元小学生へ、宇和海の生き物や環境変化について授業を実施。水族館部で飼育されている生き物に触れてもらい海洋環境を守る大切さを学び、宇和海をアピールするオリジナル水産加工食品のネーミングとパッケージをみんなで考えました。
2021.05.13
愛媛県立長浜高校の生徒たちが地元小学生へ、宇和海の生き物や環境変化について伝える授業を行いました。海洋環境を守る大切さを学び、オリジナル水産加工食品のネーミングとパッケージを考えました。
愛媛県内の海洋環境や海洋生物について学ぶ高校生と地元の小学生が、全国にむけて地元の海をPRするために、地元の水産業、水産 加工業とタイアップし、イベントオリジナルの商品を開発します。
日程
2020年11月15日(日)~2020年12月28日(月)
開催場所
あいなんかわうそ村海の駅、愛媛県立長浜高校、道の駅みま
参加人数
20人
主催
海洋キッズスクール実行委員会
協力
愛媛県立長浜高校、うわじま圏域こども観光大使、田中蒲鉾本店、秀長水産、向田水産、道の駅みま
宇和海の生き物の生態と環境変化について授業を実施
【座学】 11/15(日)13:45~14:15 あいなんかわうそ村海の駅
【座学テーマ】 ~海の生き物から学ぶ 海の環境変化~
海の生き物の生態、自分たちの海「宇和海」を題材に、クイズ形式で進行しました。
水族館部らしい「科学的」な要素を盛り込み、宇和海の特徴や魅力、宇和海の抱える環境課題、そして宇和海に棲む海の生き物の生態を学んでもらいました。
小学生がこの後の体験授業も含め、自分自身が“見て”、“聞いて”、“触って”、 “調べて”、自分たちの海の課題を“自分事化“できるよう、工夫をしながら授業を進めました。
水槽の生き物観察や鯛のさばき方など体験学習も
【体験】 11/15(日)14:15~15:30 あいなんかわうそ村海の駅
【体験内容】 ①海の生き物ふれあい体験 ②真鯛のさばき方体験
会場内の大型水槽を用いて、宇和海に棲息する“海の生き物の生態“について、高校生が体験授業を行いました。長浜高校の水族館からも、高校生が普段飼育しているクラゲやカクレクマノミなどを連れてきました。子どもたちに見て、触れて、海の生き物と共生することの大事さを教え、海洋環境を守ることの大切さを学んでもらいました。
また、愛媛県の県魚でもあり、宇和海でもたくさん獲れる “真鯛”を捌く体験を行いました。地元の飲食店の料理人の方を先生に、さばき方を教わりました。愛媛県のオリジナル商品にも“真鯛”が使われています。
オリジナル商品に宇和海をアピールするネーミングを考案
【開発】 11/22(日)13:30~15:30 愛媛県立長浜高校 ※小学生はオンライン参加
【授業内容】 ①長浜高校水族館紹介 ②グループディスカッション
長浜高校から高校生がオンライン授業を生配信し、小学生は各家庭からテレビ会議形式で参加しました。
長浜高校の水族館紹介に続き、オリジナル商品「鯛じゃこ天」のネーミングならびにパッケージデザイン案を、グループに分かれてディスカッションしました。
各グループから持ち寄った様々なアイデアを全体で話し合い、子どもたちの“宇和海に対する想い”をPRできるネーミング、デザインを決定しました。
開発したオリジナル商品を道の駅でPR販売
【海マルシェ】 12月28日(月)10:00~15:00 道の駅みま
愛媛県立長浜高校の生徒7名が参加し、「道の駅みま」に来場したお客様に対して、愛媛県のオリジナル商品「鯛白媛」をはじめ、全国のsea級グルメスタジアムオリジナル商品をPR販売しました。
イベント終了後12/29(火)以降は、「道の駅みま」にて販売スペースを確保していただき、「鯛白媛」を継続販売します。※3月末まで継続販売を行う予定です
参加者の声
【高校生】
・長い時間小学生と触れ合うことができて良かった。授業を通して、「小学生にどうしたら分かりやすく伝えられるのか」考えることができて、とてもい勉強になった。
・宇和海の問題について改めて学ぶことができた。
【小学生】
・高校生の授業を聞いて、宇和海を守るために海にゴミを捨てないようしたいと思いました。
・真鯛のさばき方や海の生き物とふれあって、驚くことがいっぱいありました。
・オリジナル商品を通して、宇和海のことを知ってもらえるから良いと思いました。
メディア掲出
・2020年11月16日(月) Nスタえひめ
・2020年12月28日(月) Nスタえひめ
配布(学習ノート)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:20人