さまざまな形や動きに、子どもたち108名が大興奮!【海のプランクトン観察体験~海と日本プロジェクト~】を開催
はこだて海の教室実行委員会は、2021年8月13日(金)、「海のプランクトン観察体験~海と日本プロジェクト~」を開催し、のべ108名が参加しました。
2021.08.18
はこだて海の教室実行委員会は、2021年8月13日(金)、「海のプランクトン観察体験~海と日本プロジェクト~」を開催し、のべ108名が参加しました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海のプランクトン観察体験~海と日本プロジェクト~
日程
2021年8月13日(金)15時~18時
開催場所
はこだてみらい館
参加人数
108名
主催
はこだて海の教室実行委員会
共催
日本財団 海と日本プロジェクト
協力
NPO法人ディスカバーブルー、はこだてみらい館
知られざる「プランクトンの世界」を観察
光合成によって酸素を生み出す植物プランクトン、魚たちの餌となって海の生態系をささえる動物プランクトンなど、海の中で重要な役割を持つプランクトンたち。その数は約15万種以上ともいわれ、たった1滴の海水に、実は無数のプランクトンたちが生きています。
本イベントでは、「はこだてみらい館」の一角に顕微鏡6基と函館の海水を用意し、講師(NPO法人ディスカバーブルー 水井涼太先生、寺西聡子先生)の指導・解説の下、子どもたちに観察してもらいました。
いつまでもこの海と暮らしていくために
水井涼太先生(NPO法人ディスカバーブルー代表理事)は子どもたちに、次のように語りました。
「海と陸はつながっています。山の栄養を含んだ雨水が川を通じて海に注がれ、植物プランクトンを育みます。そして、それらを食べて魚のエサになる動物プランクトンが増えるのです。一方、海のごみのほとんども、川が陸から運んでいます。皆さんが顕微鏡でのぞいた海水の中に、赤や青の小さな破片がありませんでしたか?それは、『マイクロプラスチック』と呼ばれる、プラスチックの小さなカケラです。魚たちがプランクトンと間違えて食べてしまい、魚にとって良くないし、それを食べる私たち人間にも悪い影響があります。このように海と陸はつながっていますから、皆さん、ごみは決められた場所にきちんと捨てたり、プラスチックをあまり使わないようにするなど、海を守るための行動をしていきましょう。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:108人