8組23名の親子がアジやシロイカなど獲れたて鮮魚で自分流海鮮丼づくり!【日本さばける塾 in しまね】を開催しました
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in しまね』を、松江市美保関町で8月7日(土)に開催しました。
2021.08.16
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in しまね』を、松江市美保関町で2021年8月7日(土)に開催しました。体験には8組23人の親子が参加し、早朝の漁港での水揚げ見学と、水揚げされたばかりの新鮮な魚をさばいて海鮮丼づくりを楽しみました。
日程
2021年8月7日(土)
開催場所
美保関漁港/美保関歴史・生活体験資料館(松江市美保関町美保関)
参加人数
8組23名(小学生と保護者)
早朝5時!眠い目をこすって水揚げ見学
夜の明けきらない美保関漁港に集合した参加者は、まずは大敷網漁から帰った漁船の水揚げを見学しました。夜が明けてくると、幻想的な美しさに包まれた海の景色が目に飛び込んでくる一方、漁港には、威勢のいい声が響いています。参加者は、ピチピチの鮮魚が次々と船から水揚げされ仕分けされる様子を、興味深そうに見守りました。
この朝獲れたのは、島根の夏を代表する脂ノリノリのアジを中心に、白い宝石と呼ばれる高級なシロイカ、肝も絶品で歯ごたえのある白身のカワハギなどなどバラエティ豊か!島根半島沖の豊かな水産資源を、体感することができました。
獲れたて鮮魚をさばいて自分流海鮮丼づくり!
見学を終えると、その場でスタッフが、アジとシロイカの他にツバス・マルゴ・カワハギを買いつけ、いよいよ「さばける塾」がスタート!
フードコーディネーターの西本敦子さんから、さばき方のレクチャーを受ける子どもたちの眼差しは真剣そのものです。アジとイカのさばき方を学んだ参加者は、家族ごとのテーブルに散らばって魚をさばき始めました。さばくのは初めてという小学生から、色んな魚をさばきたいという親子まで、参加者のスキルは色々ですがみんな楽しそうに挑戦。アジとイカをさばき終わった後には、大きなマルゴやカワハギに挑戦する子どもたちも!さばいた後は、薬味を使って美しく盛り付けたり、夢の大盛り海鮮丼をつくるなど、思い思いの自分流海鮮丼が完成しました。
リコリ、ブリブリ、モチモチ、色んな食感の魚を食べたよ!
試食タイムには、地元婦人会メンバー特製のシジミがふんだんに入ったみそ汁も振る舞われ、新鮮な海の幸を味わった参加者は、「美味しかったのはもちろん!色々な魚を見て面白かった、魚によってさばき方が違うことを知ってよかった」と、笑顔で感想を話してくれました。
魚をさばいて食べる体験を通して、地元の漁業と獲れたての魚のおいしさを知ってもらう体験は、皆さんの美味しい笑顔であふれていました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:23人