海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

『スポGOMI甲子園・三重県大会』を開催激闘を制したのはチーム名「成功者」 当日は参加者全30人で、43.12Kgのごみを集めました!

スポGOMI甲子園実行委員会は、3人1組のチームを結成した15~18歳(高校生相当)の若者たち全10チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2021・三重県大会』を11月14日(日)に開催いたしました。

2021.12.24

スポGOMI甲子園実行委員会は、3人1組のチームを結成した15~18歳(高校生相当)の若者たち全10チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2021・三重県大会』を11月14日(日)に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

日程
2021年11月14日(日)10:00~13:00
開催場所
マリーナ河芸
参加人数
1チーム3名×10チーム=30人

優勝は津工業サッカー部の「成功者」チーム。
作戦勝ちで大量のゴミポイントを発見!見事勝利し、戦いに「成功」を収めた!

全10チームが参加した三重大会。2019年に全国大会優勝チームを輩出した津工業サッカー部から参加の6チームに対して、白子高校からはボランティア部所属「メルヘン佐藤」チームが、かご状のオリジナルアイテムを持参して参戦。三重大会では唯一のオリジナルアイテム持ち込みチームとなり田単独で100ポイントを獲得、このリードを元に優位に試合を進めるかと思われた。しかし、津工業サッカー部所属のチーム「成功者」はテトラポッドの隙間にペットボトルなどの大量のゴミを発見。ごみ総量11kg/1476.0ポイントで、優勝した。
テトラポッドの付近はゴミが残りやすい場所なのか、準優勝の「近畿連合」などが、このゾーンでゴミを拾い、「近畿連合」チームはごみ総量7.68k/1335.0ポイント、この上位2チームが3位以下を600ポイント以上引き離す接戦であった。まさにゴミの多そうなゾーンにスポットをあてるという作戦が「成功」したと言えるだろう。
12月に東京で行われる全国大会でもゴミの多そうな場所を見つけ出し、好成績を収めることができるのか、期待が寄せられる。

●優勝チーム「成功者」のコメント
全国大会では、まずはゴミを拾って街をきれいにしていこうという気持ちを大事に頑張りたい。

大会を楽しむ高校生、三重大会で集められたごみの総量は43.12kg

「ここは俺に任せて、先に行け!」そう言葉を発した彼が戦っていたのは海岸に少し頭を出して埋まっていたビニールごみ。時間をとられるが見つけたからには拾う、しかしここに全員で取り掛かっていてはポイントが伸びない、そう判断した彼は自分ひとりで対応し、他のメンバーに他のゴミを拾うよう指示をした。およそ「ゴミ拾い」をしているとは思えないセリフ、大会に集まった高校生たちは本当に大会を楽しんでいた。
毎月定期的にビーチクリーン活動なども行うなど、海の環境問題に積極的に取り組んでいるマリーナ河芸の海岸。コロナ禍の夏は、キャンプなどがブームとなり、一部ではあるがマナーの悪い人たちがそのままにしていくゴミに悩まされ、夜間の閉鎖を行っていた。それでも地域の住民らが継続的ににゴミ拾いを行うことで、だいぶ海岸は清掃されていた。「これは少ないゴミの中からいかにポイントの高いものを拾うかの戦いになるのではないか」事前に海岸を下見した運営はそう想定していた。するとスポGOMI連盟の人は「ゴミがないと思っているところでゴミが見つかるのがこの大会の醍醐味なのです」と語る。はたして、1時間ほどで大量のゴミが集められた。中には2リットルのペットボトルに吸殻を詰め込んだゴミなど、目を疑うようなものも集められた。
目に余るゴミを見つけても高校生たちはひるまない。小さな吸殻も、細かなプラスチックも、テトラポッドに引っかかったペットボトルや缶も、そして発泡スチロールの箱の残骸も、全て拾い、引き上げてくる。改めて海岸には大量のゴミがあった。街から河川を流れてきたゴミ、一部のマナーが悪い人間が残していくゴミ、それでも「こういう大会は新鮮で面白かった」と言ってくれる参加者。「全国大会では、まずはゴミを拾って街をきれいにしていこうという気持ちを大事に頑張りたい。」という優勝チームの言葉にも心を動かされた。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在だが、この参加者のようにスポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やす事で、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思った。




イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

 

参加人数:30人