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楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を1/20実施しました!

一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、足立区立長門小学校にて「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を実施。プログラミングによる社会課題解決の可能性について学習しました。

2022.03.18

一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年1月20日(木)足立区立長門小学校にて小学5年生を対象に、「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を実施いたしました。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」出前授業 授業内容
「ぱくぱくシャチ(SDGs × Scratchプログラミング)」
日程
2022年1月20日(木) 1回目 8:40〜10:15、2回目 10:35〜12:10
開催場所
足立区立長門小学校
参加人数
5年生(38名)
共催
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援
環境省、総務省、足立区教育委員会
協力
リトルスタジオインク株式会社

Scratchプログラミングでシャチを救おう!

5年生1クラスを対象に、SDGs × Scratchプログラミングの出前授業を行いました。今回の授業では、仮想の海にいるおなかがすいたシャチに、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。1人1台の端末をつかいながら、ほとんど初めて触るScratchの操作を覚えていきました。最初にシャチを動かすことに成功すると、教室には「動いた!」というとても元気な歓声があがったり、次のステップのプログラムでは自分の頭で真剣に考えている様子が印象的でした。

プログラミングと一緒に学ぶ「海洋プラスチックごみ問題」

Scratchのプログラムの中には、実践を繰り返すことで気づいてほしい「仕組み」があります。シャチが食べる魚の中には「プラスチックごみ」が混ざっているので、食べてもエネルギーになりません。これを避けるために、新たにプログラムを書き換えて工夫をします。授業の後半では、地球の豊かな海を脅かしている「海洋プラスチックごみ問題」の解説をしました。プログラムの中では、シャチをプラスチックごみの影響から救うことできましたが、現実の世界では難しいことです。実際に美しい海を守る為に、プログラミングや科学技術を使った活動にはどんなものがあるのか、紹介しました。また、児童のみなさんがすぐに取り組めることとして、3R(Reduce・Reuse・Recycle)についても学習しました。

参加児童からは「SDGsとScratchを掛け合わせて、社会問題も知りながら楽しく学習できたので楽しかった」という感想が得られ、担当の先生からは「難しいこともこのようなきっかけを与えてもらうと自分たちで考えられるので満足した」というご意見を頂きました。クラスメイトと協力しながらプログラミングを学び、大きな社会課題のひとつである「海洋プラスチックごみ問題」についてさらに興味を持ってもらえる時間になりました。今回の授業を通して、将来「海の豊かさ」を守るさまざまな活動に関心をもって実践してもらえたらと思います。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:38人