楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を1/21実施しました!
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、足立区立高野小学校にて「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を実施。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習しました。
2022.03.18
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年1月21日(金)足立区立高野小学校にて小学5年生を対象に、「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を実施いたしました。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」出前授業 授業内容
「ぱくぱくシャチ(SDGs × Scratchプログラミング)」
日程
2022年1月21日(金) 1回目 10:45〜12:20、2回目 13:35〜15:10
開催場所
足立区立高野小学校
参加人数
5年生(40名)
共催
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援
環境省、総務省、足立区教育委員会
協力
リトルスタジオインク株式会社
Scratchプログラミングでシャチを救おう!
5年生2クラスを対象に、SDGs × Scratchプログラミングの出前授業を行いました。今回の授業では、仮想の海にいるおなかがすいたシャチに、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。最初のSDGsやScratchについての講義では、児童の皆さんは質問にはきはきと答えていて、とても活発なコミュニケーションができていました。実際にプログラミングを始めると、クラスメイトと教えあいながら、難しい部分にも一生懸命チャレンジしていました。
プログラミングと一緒に学ぶ「海洋プラスチックごみ問題」
Scratchのプログラムの中には、実践を繰り返すことで気づいてほしい「仕組み」があります。シャチが食べる魚の中には「プラスチックごみ」が混ざっているので、食べてもエネルギーになりません。これを避けるために、新たにプログラムを書き換えて工夫をします。授業の後半では、地球の豊かな海を脅かしている「海洋プラスチックごみ問題」の解説をしました。プログラムの中では、シャチをプラスチックごみの影響から救うことができましたが、現実の世界では難しいことです。実際に美しい海を守る為に、プログラミングや科学技術を使った活動にはどんなものがあるのか、紹介しました。また、児童のみなさんがすぐに取り組めることとして、3R(Reduce・Reuse・Recycle)についても学習しました。
参加児童からは「Scratchですごく楽しめたし、SDGsのこともよく知れて、海のプラスチック問題も勉強になった」といった、海のSDGsとプログラミングをもっと知りたいというような感想が得られました。担当の先生からは「子どもたちが”自分から学びたい・知りたい”という気持ちが増したと思います」というご感想をいただきました。プログラミングを使いながら、大きな社会課題のひとつである「海洋プラスチックごみ問題」について知ることで、好奇心をもって学ぶことの楽しさを感じてもらえました。今回の授業を通して、児童のみなさんが「海の豊かさ」を守るさまざまな活動に興味をもって、実践してもらえたらと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:40人