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水中会議「水中ドローン×ブルーエコノミー」特別シンポジウムを開催しました!〜私たちが水中ドローンで【海の未来】にできることは何かを考える〜

一般社団法人日本水中ドローン協会は水中会議「水中ドローン×ブルーエコノミー」特別シンポジウムを開催。全国8箇所の活動報告を通じて共通の課題や地域特有の課題、その解決策を共有しました。

2022.03.18

一般社団法人日本水中ドローン協会は2022年2月6日(日)に「特別シンポジウム【水中会議(ミズナカカイギ)水中ドローン×ブルーエコノミー】〜私たちが水中ドローンで【海の未来】にできること〜」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要 
特別シンポジウム 水中会議【水中ドローン×ブルーエコノミー】
〜私たちが水中ドローンで【海の未来】にできること 〜 海と日本PROJECT〜
目的
2021年に開催した水中ドローンで知る「私たちの海」全国8箇所の活動報告を通じ、共通の課題や地域特有の課題、その解決策を共有することを目的とする。また、各業界でご活躍されている有識者の方々をお招きし、日本全体で抱える海の現状や課題、2030年までに掲げているSDGs(持続可能な目標)の為に、地球全体が抱えるブルーエコノミー・環境保全について考える。日時
2022年2月6日(日)13:00~16:00
形式
Zoomウェビナー(オンライン)
参加人数
153名
主催
一般社団法人日本水中ドローン協会
協力団体
水産庁、NPO法人海辺つくり研究会、有限会社アテナ工央

水中ドローンで知る「私たちの海」報告

2021年度に取り組んだ全国8箇所での水中ドローンで知る「私たちの海」の活動報告を行いました。
目的の一つとして、次世代の子供たちを中心に、地域の海の環境や水産業など身近な海の課題・現状を「自分ごと」と感じてもらい、こうした課題改善に水中ドローンを役立ててもらい具体的な行動を起こすきっかけを作ることを掲げて活動して参りました。今回は全国160名のお子様方に水中ドローンを体験してもらい、リアルな現状を見て頂き、これからの海について気づきを持ってもらえた体験会にはなったかと思います。今回の事業のキャッチコピーに【もぐって・みつけて・かんがえる】とあります。
こうした取り組みは単発ではなく、継続して活動していくことに意味と効果があると考えています。

基調講演について

基調講演ではお二人の有識者にご登壇いただき、昨今話題となっているマイクロプラスチック問題、海洋汚染や海の酸欠・酸性化などを代表とした、海洋環境問題についてご講演を頂戴し、未来を担う子供たちに「海の豊かさ」や「保全するための課題」を伝える術として、IoT(水中ドローン)を活用することは、社会的にも非常に意味のある活動とお話をいただきました。

講演①「根がかりプロジェクト」〜豊かな海を守るには?〜
有限会社アテナ工央 代表取締役 平松卓三氏
講演②「海辺の環境再生―ブルーカーボンとモニタリングの必要性―」
NPO法人海辺つくり研究会 理事・事務局長 木村尚氏

パネルディスカッション
\水中ドローンで【海の未来】にできること/

パネルディスカッションからは水産庁 増殖推進部 研究指導課 海洋技術室 課長補佐 岡本圭祐氏にもご登壇いただき、行政の立場から感じる、水中ドローンの可能性についてお話をいただきました。講演後には皆様から多くのご質問をいただき、終了時間を超えての開催となり、「水中ドローン」に対する興味・関心の高さを肌で感じるシンポジウムとなりました。

テーマ
①水中ドローンの活用事例
②水中ドローンでSDGsに貢献出来ることは
③水中ドローンを広めるには?
④これからの子供たちに期待すること
モデレーター
一般社団法人日本水中ドローン協会 代表理事 小林康宏氏
パネリスト
NPO法人海辺つくり研究会 理事・事務局長 木村尚氏
有限会社アテナ工央 代表取締役 平松卓三氏
水産庁 増殖推進部 研究指導課 海洋技術室 課長補佐 岡本圭祐氏

 
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:153人