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楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業を2/17実施しました!

一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、奈良県大和郡山市立筒井小学校にて「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業を実施。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習しました。

2022.03.23

一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年2月17日(木)奈良県大和郡山市立筒井小学校の小学5年生を対象に、「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業を実施いたしました。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業 授業内容
「ぱくぱくシャチ(SDGs × Scratchプログラミング)」
日程
2022年2月17日(木) 1回目 9:35〜11:25、2回目 13:40〜15:15
開催場所
奈良県大和郡山市立筒井小学校
参加人数
5年生(49名)
共催
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援
環境省、総務省
協力
リトルスタジオインク株式会社

Scratchプログラミングでシャチを救おう!

5年生2クラスを対象に、SDGs × Scratchプログラミングのオンライン出前授業を行いました。今回の授業は、小学校各教室にあるモニターを介して実施しました。プログラミングの学習では、仮想の海にいるおなかがすいたシャチに、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。授業の前半では、Scratchの操作の仕方や注意点について説明しましたが、オンラインでも児童の皆さんが真剣に話を聞いている様子が伺えました。SDGsの紹介では、質問を投げかけるとジェスチャーや手を挙げて元気に答えてくれていました。

プログラミングと一緒に学ぶ「海洋プラスチックごみ問題」

Scratchのプログラムの中には、じっくり観察しなければ、なかなか気づかない「仕組み」があります。実は、魚の中にはプラスチックごみが混ざっていたため、シャチのエネルギーになっていなかったのです。これを避けるために、新たにプログラムを書き換えて工夫をします。授業の後半では、地球の豊かな海を脅かしている「海洋プラスチックごみ問題」の解説をしました。プログラムの中では、シャチをプラスチックごみの影響から救うことができましたが、現実の世界では難しいことです。しかし、児童のみなさんのアイディアがあれば、海の環境問題も解決できる可能性があることを知ってもらうため、実際に美しい海を守っているプログラミングや科学技術を使った活動を紹介しました。

実際に対面で出前授業を行うことが難しくても、オンラインで遠い地域の小学生の皆さんと学習することができ、海の豊かさを守る大切さ、プログラミングの楽しさを伝えることができました。

参加児童からは「地球の環境のことを考えて守ろうとしている人たちがたくさんいることが分かり、自分も出来る限りのことをしようと思った」という感想が得られ、「海にある沢山のごみをどうやって減らすか考えるのが楽しかった」という頼もしい意見もありました。

プログラミングを使い、大きな社会課題のひとつである「海洋プラスチックごみ問題」について知ることで、好奇心をもって学ぶことの楽しさを感じてもらえました。今回の授業を通して、児童のみなさんが「海の豊かさ」を守るさまざまな活動に興味をもって、実践してもらえたらと思います。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:49人