楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業を2/25実施しました!
大阪府和泉市立幸小学校でSDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマにオンライン出前授業「プログラミングで海のSDGs!」を実施しました。プログラミングと一緒に海洋プラスチックごみ問題も学び、科学技術を使った海を守る活動も紹介。社会課題解決の可能性を学習しました。
2022.03.23
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年2月25日(金)大阪府和泉市立幸小学校の小学5・6年生を対象に、「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業を実施いたしました。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業 授業内容
「ぱくぱくシャチ(SDGs × Scratchプログラミング)」
日程
2022年2月25日(金) 13:40〜15:15
開催場所
大阪府和泉市立幸小学校
参加人数
5・6年生(22名)
共催
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援
環境省、総務省
協力
リトルスタジオインク株式会社
Scratchプログラミングでシャチを救おう!
5年生16名と6年生6名を対象に、SDGs × Scratchプログラミングのオンライン出前授業を行いました。今回の授業はオンラインプラットフォームのZoomを利用して、小学校の教室にあるモニターを介して実施しました。プログラミングの学習では一人一台持っているタブレット端末を使い、仮想の海にいるおなかがすいたシャチに、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。
プログラミングと一緒に学ぶ「海洋プラスチックごみ問題」
Scratchのプログラムの中には、じっくり観察しなければ、なかなか気づかない「仕組み」があります。実は、魚の中にはプラスチックが混ざっていたため、シャチのエネルギーになっていなかったのです。これを避けるために、新たにプログラムを組み直す工夫をします。授業の後半では、地球の豊かな海を脅かしている「海洋プラスチックごみ問題」の解説をしました。プログラムの中では、シャチをプラスチックごみの影響から救うことができましたが、現実の世界で同じようにすることは難しいことです。しかし日本や世界には、学生でも美しい海を守る為に、プログラミングや科学技術を使った活動、生き物を守る発明に取り組んでいる人達が多くいるということを、事例を紹介しながら知ってもらうことができました。
対面で出前授業を実施することが難しくても、オンラインで幸小学校の皆さんと一緒に学習することができました。プログラミングを楽しく勉強しながら、海の豊かさに関わるクイズにも元気に参加していました。
参加児童からは「プログラミングをしながら環境のことについて学べたので楽しかった」という感想が得られ、担任の先生方からは「悩みながらもプログラムが完成すると達成感を感じている様子で、海の課題についても難しい内容を分かりやすく指導いただき、自分事のようにとらえられていたと思います」という感想をいただきました。プログラミングを使いながら、大きな社会課題のひとつである「海洋プラスチックごみ問題」について知ることで、好奇心を持って学ぶことの楽しさを感じてもらえました。今回の授業を通して、児童のみなさんが「海の豊かさ」を守るさまざまな活動に興味をもって、実践してもらえたらと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:22人