全国各地の団体と協働し海へのムーブメントをつくり出す、日本財団「海と日本プロジェクト」in福井県実行委員会（事務局：福井テレビコンテンツ事業局内）では、江戸から明治にかけ日本の経済の大動脈となった北前船航路の歴史や文化を学び、体験する調査イベント「北前船こども調査団」を2017年6月24日（土）三国コース、7月8日（土）敦賀・南越前コースで実施します。
「北前船こども調査団」は、北前船寄港地である、福井、新潟、山形、秋田、青森、北海道の小学５年生が今年６月～７月にかけてそれぞれの地元の北前船の遺構を訪ね、北前船がもたらした文化や伝統などをエリアごとに学ぶ６道県連動プロジェクトです。各エリアの代表者（福井県からは6名）は８月に北海道小樽市に集合し、「北前船北海道こどもサミット」を開催します。小樽では北前船の遺構などを見学、さらに各地の調査の結果を発表しあい、交流を深めます。さらに、その結果をまとめて「マップル北前船特別篇」を製作し、各地の小学校や関係者に届けます。

主催：海と日本プロジェクトin福井県実行委員会（福井テレビ事務局）
後援：福井県、福井県教育委員会、敦賀市、坂井市、小浜市、南越前町、福井新聞社
※この活動は、日本財団がオールジャパンで推進する「海と日本プロジェクト」の一環として実施しています。

ふくい北前船こども調査団 開催概要
＜三国コース＞
期　日：平成２９年６月２４日（土）９：30～１７：00
会　場：坂井市商工会三国支所、三国きたまえ通り、三國神社など
参加者：福井県内の小学5年生と保護者２０組４０名
主　 催：海と日本プロジェクトin福井県実行委員会
概　 要：北前船の全盛期に日本海側有数の賑わいを誇った三国の街を歩きながら、賑わいの理由や、当時の街の様子などを調査します。この結果は秋に刊行する「マップル北前船特別篇」に反映されます。

＜スケジュール＞
９：００～　受付（坂井市商工会三国支所）
９：３０～　子ども調査団結団式（団員自己紹介、日程説明、オリジナルグッズ配布など）
１０：００～　北前セミナー（マチノクラ）
１０：４５～　三國湊遊覧船乗船体験
１１：３０～　きたまえ通り（旧森田銀行、内田家跡、旧岸名家跡など）
１２：１５～　昼食（特製北前弁当、坂井市商工会三国支所）
１３：１０～　三國神社、みくに龍翔館、芴谷石見学（バス）
１５：４０～　調査まとめ（北前クイズ、調査結果提出、認定書授与）
１７：００　　終了予定

＜敦賀・南越前コース＞
期　日 ：平成２９年７月８日（土）９：30～１７：00
参加者：福井県内の小学5年生と保護者２０組４０名
会　場 ：敦賀市きらめきみなと館、南越前町右近家、奥井海生堂など
主　 催：海と日本プロジェクトin福井県実行委員会
概　 要：昆布をはじめとする物資や文化の「京の都の海の玄関口」で あった敦賀の街や、日本海５大船主の一つで、海洋国家・貿易立国日本の礎を築いたといわれる「右近家」（南越前）の隆盛を今に伝える館などを調査します。この結果は秋に刊行する「マップル北前船特別篇」に反映されます。

＜スケジュール＞
９：００～　受付（敦賀きらめきみなと館小ホール）
９：３０～　子ども調査団結団式（団員自己紹介、日程説明、オリジナルグッズ配布など）
９：５０～　北前セミナー
１０：４５～　南越前（右近家、西洋館、中村家など）
１２：００～　昼食（特製北前弁当、河野シーサイド温泉ゆうばえ）
１３：１５～　敦賀のまち調査（敦賀市立博物館、洲崎の高燈籠など）
１４：３０～　奥井海生堂（昆布の歴史、蔵、こんぶかき体験）
１５：４５～　調査まとめ（北前クイズ、調査結果提出、認定書授与）
１７：００　　終了予定

北海道　北前船こどもサミット
期　日：平成２９年８月７日（月）～９日（水）
会　場：北海道小樽市
参加者：福井、新潟、山形、秋田、青森、北海道の北前船こども調査団代表など１００名
概　要 ：小樽レンガ倉庫群、小樽運河、小樽市立博物館など見学、各地の調査発表、北前船宣言など
※福井は、敦賀・南越前コースから４名、三国コースから２名の代表を選び北海道に派遣します。

学べる！マップル北前船特別篇
観光情報誌「まっぷる」編集者と一緒にガイドブックを製作。６道県の寄港地の魅力と北前船の歴史や文化を伝えます。
（タイトル）「まっぷる　北前船　特別篇」１６ページ　カラー１２万部
（配布先）　 ６道県の小学５年生全員（約１０万名、福井県内８,０００名）　※秋に県への贈呈式を予定

【北前船こども調査団に関するお問い合わせ】
海と日本プロジェクトin福井県実⾏委員会
事務局（福井テレビコンテンツ事業局内）　担当：児島、平野、林
TEL： 0776-21-2240
(平日9：00～18：00)
FAX： 0776-21-6727
e-mail ：　y.kojima@fukui-tv.co.jp ／ h.hirano@fukui-tv.co.jp