「世界へ旅する絵本ボート（主催：親と子の絵本ワールド イン・いしかわ実行委員会、北國新聞社、助成：日本財団『海と日本プロジェクト』）」は、8月23日（火）金沢市立金沢海みらい図書館にて、「世界へ旅する絵本ボート “せかいこども海会議 in いしかわ”」を開催します。当日は、世界を旅する水中写真家古見きゅうさんを招いた「世界の海の探検のおはなし」や、外国人留学生へ参加者が直接インタビューする「世界の海のQ＆Aトーク」をまじえて、世界の海と自分自身の関係を考えるためのワークショップを展開します。
また、このワークショップから、世界へ届ける海の絵本制作プロジェクトがスタート。こども会議で出てきた子どもたちの意見や海に対する思いをまとめて、1冊の絵本を制作。完成した絵本は、2023年に国際姉妹友好都市の子どもたちへ届けます。
　子どもたちが、自分たちの身近な海から世界の海を考え、そして自分たちの海への思いを世界へ届ける「世界へ旅する絵本ボート “せかいこども海会議 in いしかわ”」。ぜひご参加ください。

トークゲストのご紹介
【プロフィール】
古見きゅう／水中写真家
東京都出身。本州最南端の街、和歌山県串本にて、ダイビングガイドとして活動したのち写真家として独立。独特な視点から海の美しさやユニークな生き物などを切り撮り、現在は東京を拠点に国内外の海を飛び回っている。
著書「WAO！海の旅人ワオの物語」出版社：小学館、「THE SEVEN SEAS」出版社：バイインターナショナル、「TRUK LAGOON」出版社：講談社など多数。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2016最優秀賞受賞。

【世界へ旅する絵本ボートについて】
わたしたち日本人は、海に囲まれた土地に育ち、様々な海の豊かさと厳しさを経験し、たくさんの海の恩恵を受けて暮らしています。しかし「海」というものは、日本固有のものではなく世界全体とつながる一つの場所であるため、「海洋生態系の変化」「海洋の汚染」などの環境問題は、自国の課題としてだけでなく、世界と協力して考えていく必要があります。
これから先、わたしたちがこの海を守っていくために重要となるのは、国際的な協力体制とそのモチベーションの共有であり、「海を大切に守ろう」とする一人一人の意思とその行動を、国を越えてつないでいくことです。
本プロジェクトでは、普段から海を身近に感じている石川県の子供たちが、『絵本』を通して「自分たちの身近な海は、世界とつながる海である」と身近な海をワールドワイドに捉えなおし、世界中で起きる海洋問題を他人事とせず、自身の身近な問題として行動をはじめる機会をつくります。 そして自分たちの海への思いを『絵本』を通して世界とシェアし、世界の人々と「みんなの海」を考えるコミュニケーションを築き上げていくことを目指します。
国や言葉が違っても、誰もが手にしやすい『絵本』というものから、海への興味や海を愛する気持ちを世界の人々と共有し、海を守るためにお互い協力していくことの大切さを、国の境界を越えてシェアされていくことを願っています。

【主催】
親と子の絵本ワールド イン・いしかわ実行委員会、北國新聞社

【助成】
日本財団「海と日本プロジェクト」

【後援】
金沢市教育委員会、小松市教育委員会、野々市市教育委員会、かほく市教育委員会、北陸放送、テレビ金沢、金沢ケーブル、エフエム石川、ラジオかなざわ・こまつ・ななお

【協力】
石川子ども文庫連絡会、金沢市立金沢海みらい図書館、小松市立空とこども絵本館、学びの杜ののいち カレード、かほく市立中央図書館

地図は正しい位置を表示していない場合があります。正確な位置情報は「問合先」または「ウェブサイトURL」からご確認ください。

石川県金沢市寺中町イ1-1　金沢市立金沢海みらい図書館
金沢市立金沢海みらい図書館　1階　交流ホール
石川県金沢市寺中町イ１－１

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