楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!沼津市で「プログラミングで海のSDGs!」を7/26開催しました!
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、プラサヴェルデ コンベンションぬまづにて「プログラミングで海のSDGs!」を開催。SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマにワークショップとSDGs講演会を行いました。
2022.08.16
一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年7月26日(火)静岡県沼津市にて「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。
SDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに、海の社会課題「海洋プラスチックごみ」「サステナブル漁業」とプログラミングを掛け合わせたワークショップと、SDGs講演会で構成されたイベントです。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2022年7月26日(火) 10:15~16:00
開催場所
プラサヴェルデ コンベンションぬまづ 4階
参加人数
51名
後援
総務省、文部科学省、環境省、沼津市教育委員会
協賛
沼津信用金庫
協力
リトルスタジオインク株式会社
日本一深い海「駿河湾」は魅力いっぱいの深海魚であふれている!
SDGs講演会は、深海魚直送便・しずおかの海PR大使の青山沙織さんによる、「深い海(駿河湾)は宝箱」のお話でした。青山さんは、戸田漁港で水揚げされた深海魚を直送便で日本全国に配達するサービスを提供しています。食べられることのない深海魚だとしても、未知の生き物である深海魚は実はとても価値のある「宝物」だと教えてくださいました。また、様々な深海魚の知られざる秘密と貴重な動画も紹介してくださいました。
深海魚を普段目にすることは少ないかもしれませんが、研究などの様々な目的で必要としている人にとっては、駿河湾は「宝箱」です。市場では売れず、捨てられるしまうことの多い深海魚を求めている人に販売し届けることは、地元の漁師さんの助けにもなっています。
海の豊かさを守ることを学んだSDGs × プログラミングワークショップ
午前は、「海洋プラスチックごみ」をテーマに、プログラミングを通して海の社会課題解決についてのワークショップを実施しました。参加者は自分でプログラムをしたmicro:bitで調査船をコントロールし、仮想の海に広がる海洋ごみ拾いを体験をしたあと、海洋プラスチックごみの課題解決について考えます。「プラスチックごみ」と「その他のごみ」がどのくらいの割合で回収できたのか、チームごとに結果を見比べながら、世界の海の現状について学びました。
午後のワークショップは「サステナブル漁業」とプログラミングを掛け合わせたもので、参加者は自分でプログラムをしたmicro:bitで漁船をコントロールし、仮想の海で漁業を体験をしたあと、持続可能な漁業について考えました。また、乱獲を防ぎながら漁業を続けるためには、どのように魚を捕るとよいのか、プログラムで自分の漁船を動かすことに挑戦しました。漁業のさかんな沼津に暮らすこどもたちは、身近な話題として興味をもって取組んでいる様子でした。
今回は、2種類の海の社会課題について、仮想の海で解決することに挑戦しましたが、現実の世界ではすでに多くの人が海の課題解決に取り組んでいます。ICT技術(プログラミング)を用いた取組を紹介し、また沼津市ではどんな活動が行われているかを学習してもらいました。
ワークショップで実際に取組んだことや、身近な沼津で行われている実際の活動を聞いたことで、これからの普段の生活で、海の社会課題へつながる「気づき」へつなげることができました!
参加した子ども・保護者からの声
・沼津の海をきれいに保ちたいと思いました。(男子・11才)
・ぼくも少しでも魚にやさしい生活(買い物など)をしたいと思った。(男子・12才)
・説明がわかりやすく、いろいろな深海魚がいておもしろかったです。魚がすてられるのはもったいないと思いました。(男子・11才)
・海のごみ問題を、手を動かしながら自分の問題として捉えるきっかけになったと思います。今日から何ができるか?1つでも行動に移していってほしいと思いました。(保護者)
・SDGsの事とプログラミングを教えていただき、一石二鳥のような講座だと思いました。始める前は不安そうでしたが、丁寧に教えていただいたこともあり楽しくできたようです。調査することの大切さを教えて頂き有難かったです。(保護者)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:51人