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この夏の全国の海のニュースから、小中高校でのさまざまな海の学習をご紹介

カリキュラムのなかにも海を体験する機会はいろいろ。クラスメイトと一緒に海を学習!

2022.08.26

この夏の全国の海のニュースから、小中高校でのさまざまな海の学習をご紹介

早いもので8月も残りわずか。
夏休み期間中、子どもたちは体験学習や自由研究など、ふだんできない学びにたくさん挑戦できたでしょうか。

もうすぐ2学期がスタートしますが、海を体験したり海を学ぶ機会は、学校教育の現場でも夏の間、さまざまな形で行われてきました。
気心の知れたクラスメイトと一緒に体験する海の学習は、きっと忘れがたい思い出になるでしょう。ふだんの学校生活のなかで、海の未来を考える“海ごころ”が育まれていくことに期待せずにいられません。

今回は、夏に届いた全国の海のニュースのなかから、学校で行われた海の学習についてご紹介します。

プールの代わりに鎌倉の海で体育の授業を実施

神奈川県の清泉小学校は、老朽化によって学校併設のプールが使用できず、代わりに体育の授業として地元・鎌倉の海へ行くことに。これは教育機関等と連携して子どもたちへ海体験を提供する「海のおもいで創造プロジェクト」を利用した試みで、ライフセーバーの協力のもと、安全に楽しく海の遊びと学びを体験! 初めて海を体験して喜ぶ子どもたちの歓声も印象的です。
プールの代わりに鎌倉の海で体育の授業を実施
体育の授業で海体験!in材木座海岸
海のおもいで創造プロジェクト

東京の運河について海洋大学生から中学生にレクチャー

東京の港区立港南中学校では、東京海洋大学の学生たちから、身近な「運河」について授業を受けたそうです。東京の運河は汚いというイメージがあったようですが、実は鮎も結構いると知って驚いた様子。大学生からのレクチャーで身につけた探究力を使って、地域の自然を理解し、自分たちにできることは何かを考えた中学生たち。これからの活動に期待です。
東京の運河について海洋大学生から中学生にレクチャー
第7回 海洋大学生が中学生にレクチャー! 身近な運河に探究心を持つ取り組みとは?

周防大島の宝「ニホンアワサンゴ」の飼育に高校が挑戦

山口県の周防大島高校では海の学習の一環として環境コースの生徒たちが、地元の海に群生するニホンアワサンゴの校内飼育に挑戦しています。一時、群生地の7割が死んでしまったものの原因解明に至らず、そんな状況下で昨夏から飼育に挑戦中なのだとか。島の宝を守るため、先輩たちの経験を受け継ぎ、今年は繁殖を目標に取り組んでいるそうです。
周防大島の宝「ニホンアワサンゴ」の飼育に高校が挑戦
ニホンアワサンゴ飼育挑戦

平和を守る海賊「村上海賊」ゆかりの地へ修学旅行

修学旅行で瀬戸内を訪れ、因島水軍まつりの風物詩「小早レース」に参戦したのは、進学校で知られる東京の開成高校の生徒たち。生徒自ら旅行プランを企画するそうで、因島を訪れたグループはしまなみ地域について調べるなかで村上海賊に興味を抱き、ゆかりの地で追体験することに。当時と同様の和船で海を渡ることがいかに過酷だったかを思い知ったそうで、瀬戸内の海と歴史を体当たりで学んだ様子です。
平和を守る海賊「村上海賊」ゆかりの地へ修学旅行
全国屈指の進学校・開成高が修学旅行で瀬戸内へ 伝統のレースで奮闘

海体験や海の学習を独自に実施している学校は全国にまだたくさんあるので、これからも学校からのユニークな情報に注視していきたいと思います。
さらに海と日本プロジェクトでも、オリジナルの教育コンテンツ「海の教室」を常時開校中! 学び動画の数は本日のコラム公開時点で計100本以上!まだまだ追加される予定です。動画だけでなく各地域の海を学べる特設サイトもスペシャルコンテンツとして紹介しているので、うっかり自由研究がまだ終わっていなかった…なんて場合には、駆け込んでみてください。