『スポGOMI甲子園・岐阜県大会』を開催 激闘を制したのは 聖マリア女学院 「マリアBLUE」 当日は参加者全39人で、31.35Kgのごみを集めました!
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、10月8日(土)に、高校生がスポーツ感覚でごみ拾いに取り組むスポGOMI甲子園2022・岐阜県大会を開催いたしました。
2022.10.24
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、10月8日(土)に、高校生がスポーツ感覚でごみ拾いに取り組むスポGOMI甲子園2022・岐阜県大会を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
日程
2022年10月8日(土)9:30~12:15
開催場所
岐阜市 清水緑地
参加人数
1チーム3名×13チーム=36人
優勝は1年生女子3人組。見事なチームワークで他チームを圧倒!
全13チームが参加した岐阜県大会。
昨年から連続出場するチームや運動部チームが有利かと思われましたが、初出場の1年生女子3人組のマリアBLUEが他チームと異なるコースどりに成功し、序盤から特に可燃ごみの回収で圧倒的なリードを奪いました。
他チームも必死に食らいつくものの、最後までその差は縮まりません。結果、マリアBLUEは、ごみ総量5.39kg/676.0ポイントを獲得し優勝。12月26日に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
岐阜県大会で集められたごみの総量は 31.35 kg
大会の会場となった岐阜市の清水緑地は、JR岐阜駅前で自然に触れあうことができる市民の憩いの場。
自然散策ができる遊歩道が整備され、ウォーキングや散歩などを楽しむ人で賑わう公園。
普段から地域の方がごみを拾ったり、清掃活動を行うなど、一見、きれいな公園ですが、ペットボトルやたばこの吸い殻など様々なごみが落ちていました。
選手たちは草むらや垣根、水の中など目に見えにくい場所を隅々まで確認してごみを拾いました。
多彩なごみ拾いのオリジナルアイテム。オリジナルアイテム賞は一から制作した木の台車
スポGOMI甲子園ではごみ拾いのオリジナルアイテムを持ち込むことができます。
アイテムによってごみが拾いやすくなるだけでなく、機能性やデザイン性など、オリジナルアイテム自体も審査の対象となり勝敗を左右します。
今年は多くのチームがユニークなオリジナルアイテムを持参し、アイテムを利用しながらそれぞれに工夫してごみ拾いを展開しました。
オリジナルアイテム賞に選ばれたのは多治見工業高校「多工ボクマネ チーム押忍」による木の台車でした。学校にある資材を利用して一から制作したものです。昨年の大会に参加したチーム押忍は、その経験を活かし大きなごみがあることを想定し、運びやすい台車の形状としたそうです。
参加者からの声
優勝した聖マリア女学院高校「マリアBLUE」のコメント
まちからごみを減らす手伝いを何かできないかと思い大会への参加を決めました。大会に向けて放課後を使ってチームで作戦を練ったりごみ拾いのアイテムを作って準備しました。実際に参加してみると思ってもいなかったごみが落ちていて驚きましたが落ちているごみをすべて拾うつもりで時間ぎりぎりまで粘って拾いました。東京の大会でも優勝目指して頑張りたいです。
オリジナルアイテム賞を受賞した 多治見工業高校 「多工ボクマネ チーム押忍」のコメント
昨年参加した際にひとつも賞をとれずにとても悔しい思いをしました。オリジナルアイテム賞は必ずとり たいと思いアイテムづくりに力を入れました。大きなごみがあった時に回収できるように台車のようなア イテムにしようと思いました。また本校は工業高校なので工業高校らしく、学校にある資材などを利用し て一から手作りしました。あと1回チャンスがあるので来年はオリジナルアイテム賞、そして優勝、ダブ ル受賞をめざしてまた挑戦します。
海洋ごみの大半は、街から発生すると言われています。内陸県の私でも心がけひとつで海洋ごみを減らすことができるはずです。
今後、スポGOMI甲子園により多くのチームに参加してもらえるよう努め、スポGOMI甲子園を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やし海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:36人