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6組12名の親子が「アジ」と「イカ」をさばいて料理『日本さばける塾 in 青森』を開催!

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 青森」を10月15日(土)に開催し、6組12名の親子が参加しました。

2022.11.09

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 青森」を10月15日(土)に開催し、6組12名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、
①青森県八戸の海にまつわる講義を受ける
②基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく
③その⼟地ならではの郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる
以上を実施
日程
2022年10月15日(土)10:00~14:00
開催場所
八食センター(青森県八戸市河原木神才22-2)
参加人数
6組12名(小学生4~6年生と保護者)
講師
割烹銀波 城前孝史氏、八戸市農林水産部 中里公亮氏
主催
海と⽇本プロジェクト in青森県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
割烹銀波、八戸市農林水産部、八食センター

プロの料理人から学ぶ 基本魚のアジさばき、イカを使った郷土料理にチャレンジ

講師は八戸市内にお店をかまえる割烹銀波の城前孝史氏に担当していただきました。
城前氏がまずはお手本としてアジ・イカのさばき方を教えると子供たちはなかなか見る機会の少ないプロの料理人による魚をさばく姿に見入っていました。
実際にさばく番がくると、子どもたちは包丁の使い方をよく知っておらず、さばくことができるか不安な様子でしたが、城前先生より包丁を引きながらさばくことを教わり、上手にアジをさばく事ができました。
そして八戸といえば「イカ」です。イカの胴体と足のさばき方や、皮の剥ぎ方、目やくちばしの取り方などを学び挑戦してみました。子どもたちは教わったことを実践して目やくちばしが簡単に取れることが分かった様子でした。
さばいたアジは刺身とポン酢焼きに、イカは刺身と郷土料理のイカのゴロ焼きを作り、共に美味しくいただきました。

八戸の海はどうなっている?

「海の学び」の時間では、講師の八戸市農林水産部の中里公亮氏に担当していただき「出張おさかな教室」として八戸近海での漁獲量の減少や水揚げされる魚の種類、八戸沖で獲れるイカについて、これまでのデータと比較しながら説明していただきました。子どもたちは、漁獲量減少の背景には海の環境の変化があることを学び、自分たちが住んでいる八戸近海についての現状を教わることができました。最後に魚食と健康の座学があり、アジやイカを食べることは体に非常に良いことや、魚を残さず食べることが海にも自分自身にも良いことだということも学びました。

参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

⼩学6年⽣男子
「年々と減ってきている魚が取れる量がさらに減らないように魚を食べるときは残さず食べたいと思います。」
⼩学6年⽣男⼦
「八戸市の漁獲量が年々減っていることにびっくりしました。これからの海を守っていきたいです。」
⼩学5年⽣⼥⼦保護者
「日頃親子で料理をするときに魚をさばくことをしてきていなかったので今後は今日学んだ魚について、海についてのことを話しながら一緒に台所に立ちたいと思います。」
⼩学4年⽣男⼦保護者
「いつも家では体験できない海に関しての学びが多く家族で改めて海で遊んでみたいと思いました。」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:12人